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花火のやけど事故を防ぐには 服装や履き物に注意を 国民センターが呼びかけ
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夏になると、家族や友達と一緒に花火をする機会が増えますよね。パチパチと美しく光る様子をずっと見ていたくなりますが、油断は禁物。周りのものに引火して火事になったり、やけどを負ったりしないよう十分に気をつけなければなりません。国民生活センターの公式ツイッターアカウント(@kokusen_ncac)は、花火をする際に注意してほしいことを呼びかけています。
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花火によるやけどを回避 夏の風物詩・花火をする際に注意すべきこと
医療機関ネットワークの調査によると、花火で遊んでいる際にやけどを負った事故の情報は、2018年度からの5年間で60件寄せられているそう。また、その半数以上が1歳から3歳までの幼い子どもだといいます。寄せられた情報のなかには、花火の火による直接的なやけどだけでなく、着衣に着火する事例もありました。
そこで、国民生活センターの公式ツイッターは「花火で遊ぶときには服装や履き物に注意し、消火用の水を用意するなどの準備をしましょう」というメッセージとともに、注意をうながす動画を投稿。
動画では、花火による子どものやけど事例が再現されています。家庭用の手持ち花火は火花が勢い良く噴き出すタイプも多く、「向かい風で花火を持つと火花などが体に降りかかり危険」です。
そして「線香花火」は、向かい風で行うと自分の足元に向かって火花が散ることも。暑い夏はついサンダルを履きたくなりますが、花火をするときは避けたほうが良いでしょう。さらに、「濡れたコンクリートに火球が落ちると爆ぜる危険性があります」と注意を促しています。
花火から散った小さな火花が、思いもよらぬ大惨事を引き起こすことも。子どものスカートの上に火花が落ちると引火し、メラメラと火柱が立ち始める様子も検証しています。
さらに、花火の火が消えたあとも注意が必要です。落下後の燃えカスは温度がすぐに下がらず、見た目が黒焦げでも芯の温度は70度前後あり、温度が下がるまでに約1分かかるそう。裾の長い衣類を着ているときはとくに注意が必要です。
リプライ(返信)には「スカート燃えるの怖いな」「スカートに燃えカス、結構ありそうなシチュエーション」「濡れたコンクリートに線香花火が落ちて破裂は衝撃映像だった……気をつけよう……」「小さい子は靴必須だし、化学繊維のひらひらした服は危険」「夏に向けて、安全にお子さんと花火を楽しみましょう」などの声が寄せられました。
花火に火をつけるときは、周りに燃えやすいものがないか、近くに人がいないかを十分に確認をしましょう。また、花火ができる場所は限られています。マナーやルールをしっかり守って、安全に楽しく夏の思い出を作りたいですね。
(Hint-Pot編集部)