東京都は6月29日、定点把握による新型コロナウイルスの感染者数と専門家によるモニタリング分析を公表しました。東京都感染者週報及び6月29日公表のモニタリング分析よると、6月19日から6月25日（第25週）の新型コロナウイルス感染者報告数は合計で2577人。定点医療機関あたり患者報告数（定点医療機関からの患者報告数÷定点医療機関数）は6.22人となっています。

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最多は10代の546人

　都内419の定点医療機関のうち、報告をしたのは414か所。感染者数の合計は2577人、定点医療機関あたり患者報告数6.22人でした。患者数の合計は前週（6月12日～6月18日）に比べ156人増加。前週は5.85人だった患者報告数は約1.1倍になっており、「引き続き今後の動向に十分な注意が必要」だと専門家は分析しています。また、入院患者数は6月26日時点で1031人と、6月19日時点で956人だった前週から75人増加しました。

　年代別では10代が最多の546人、次いで20代の387人、50代の359人と続いています。重症化しやすいとされる60歳以上の定点医療機関あたりの患者報告数は0.88人でした。

（Hint-Pot編集部）