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「水産庁はこんな職場です」がよくわかるアンケート サバの写真を見た職員の回答とは
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魚は種類によって見分けがつきにくかったり、成長する過程で呼び名が変わったりするなど、とても奥が深い生き物。普段からよく目にする人でないと、はっきりと種類分けができないこともあるようです。農林水産省の公式ツイッターアカウント(@MAFF_JAPAN)では、水産庁職員とそのほかの農林水産省職人に対して、魚に関するアンケートを実施したと報告。そこには、水産庁職員ならではの回答がみられたようです。
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水産庁職員の回答は「サバ」にとどまらず…
「『水産庁はこんな職場です』がよくわかるグラフがこちら」
そんなユニークなメッセージとともに公開されたのは、農林水産省の職員を対象に行われた「この魚の名前は?」というアンケートの結果。職員には、サバの写真を見せてアンケートを取ったようです。
サバには大きく分けて3つの種類があります。日本沿岸でとれる一般的なサバは「マサバ」といい、黒い波のような模様が入った青緑色の背と、銀白色のお腹が特徴です。お腹にゴマのような小さな黒い斑点があるサバは「ゴマサバ」、そして背中の縞模様がはっきりしているのが「大西洋サバ(ノルウェーサバ)」。日本で主にとれるのは、マサバかゴマサバとされています。
話題のアンケートは「この魚の名前は?」という質問なので、「サバ」と回答すれば正解でしょう。水産庁に属さないほかの農林水産省職員も、10人中8人がサバと回答していました。なかには「アジ」と答えた人もいたようです。
ここで注目したいのは、水産庁職員の回答。なんと10人中9人が「マサバ」と回答しているのです。確かに、ツイートに添えられているサバの写真は、マサバの特徴と合致しています。サバを種類分けし、より正確な回答を導き出せるのは、水産にまつわる幅広い分野を担っている水産庁職員だからこそですね。
ちなみに、水産庁では毎月3~7日を「さかなの日」と定めているそう。マサバが旬を迎えるのは秋から冬にかけてですが、夏はアジやイワシなど、この時期においしさが増す魚を食べて暑さに負けない体づくりをしたいですね。
(Hint-Pot編集部)