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お出かけ

飛行機での旅行 コロナ禍前後で変わったこととは 機内食やアメニティを考察

公開日:  /  更新日:

著者:Ana

機内でのマスク事情

「コロナに関係なく、以前から機内では乾燥対策でマスクをしていた」という人も多いと思います。私もそのひとりで、今も変わらず欠かせないもののひとつです。私が最近乗った各航空会社では、どこもマスクについての言及はまったくなく、推奨されることもなかったので、外国の方の8割ほどがマスクをしていませんでした。

 ただ、逆に言えば2割ほどはマスクをするようになっているというのは、ある意味で大きな変化と言えるかもしれません。ちなみに客室乗務員は、国籍問わず1フライトに2~3人はマスク着用の方がいました。

機内のアメニティ類&エンターテインメントは?

ユナイテッド航空の座席モニター【写真:Ana】
ユナイテッド航空の座席モニター【写真:Ana】

 アメニティに関しては、どの国際線も毛布、枕、イヤホンを完備。私はいつも機内が寒いと感じるタイプ。とくに毛布に関しては、昨年国内線に乗った際に配られず、リクエストしてももらえなかったので結構な死活問題でした。念のため自分でコンパクトフリース毛布を準備していましたが、今回の国際線はしっかり用意されていたので使わずに済み、一安心でした。

 機内アメニティも会社によってさまざま。機内利用するための枕と毛布だけのところもあれば、エミレーツ航空やエジプト航空ではエコノミークラスであっても靴下、歯ブラシ、アイマスクなどのアイテムがいろいろと入ったポーチをくれます。

 この数年でデジタル化が進み、座席モニターやWi-Fi設備(有料)が進化している機体もありました。最新のモニターを設置してある便では、以前よりかなり画質が良くなり、有線だったリモコン操作がタッチ式に。機内食のメニュー、客室乗務員の方を呼ぶためのボタンや読書灯の操作もすべて画面上で行います。また、機内販売の雑誌を置いていないフライトがほとんどで、画面上で閲覧・検索する形でした。

 長時間フライトにおいて、機内サービスや設備は重要なポイント。航空会社によってレベル差はありますが、どんな特徴や違いがあるのかを探すのも、旅の楽しみのひとつではないかなと思います。

(Ana)

Ana(アナ)

旅アドバイザー&トラベルライター。学生時代から海外旅行に魅了され、これまで世界約50か国をめぐってきた大の旅好きで、海外添乗員として活動していた経験もある。行った旅の数と比例して、経験してきたトラブルや事件は数知れず。コロナ禍を経て、再び海外へ飛びながら旅に役立つ情報、異文化を楽しむ知恵などを日々発信中。