東京都は7月13日、定点把握による新型コロナウイルスの感染者数と専門家によるモニタリング分析を公表しました。東京都感染者週報及び7月13日公表のモニタリング分析よると、7月3日から7月9日（第27週）の新型コロナウイルス感染者報告数は合計で3152人。定点医療機関あたり患者報告数（定点医療機関からの患者報告数÷定点医療機関数）は7.58人となっています。

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入院患者数は前週から87人増加

　都内419の定点医療機関のうち、報告をしたのは416か所。感染者数の合計は3152人、定点医療機関あたり患者報告数は7.58人でした。患者数の合計は前週（6月26日～7月2日）に比べ309人増加。前週は6.85人だった患者報告数の約1.1倍になっており、引き続き「今後の動向に十分な注意が必要」だと専門家は分析しています。また、入院患者数は7月10日時点で1176人と、7月3日時点で1089人だった前週から87人増加しました。

　年代別では10代が最多の610人、次いで20代の449人、40代の447人と続いています。重症化しやすいとされる60歳以上の定点医療機関あたりの患者報告数は1.09人でした。

（Hint-Pot編集部）