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暑さに強い花4選 夏のガーデニングで注意すべきポイントをプロが解説
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教えてくれた人:のなか りえこ
うだるような暑さで、庭に植えた植物の水やりだけでも汗だくになってしまいます。夏のガーデニングは「頑張らない」がキーワード。暑さに強く、手間がいらない花を育ててみてはいかがでしょうか。初心者にもおすすめの花を、フラワー&グリーンコーディネーターののなかりえこさんに伺いました。
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「暑さ」「虫」「水やり」 夏だからこそ心がけたい対策
夏のガーデニングは、人間も植物も暑さ対策が必要です。つい作業に夢中になると、休憩を忘れがちに。熱中症などにならないよう、適度に涼しい場所で休み、こまめに水分補給をしてください。塩タブレットなどで塩分補給も忘れずに。
植物にとっての暑さ対策といえば、蒸れや高温を避けて、できるだけ快適な環境づくりを心がけることがポイントです。
・鉢台に置いて風通しを良くし、地面から来る熱を避ける
・場所を移動して、強烈な日光を避ける
・シェードなどを活用して日除けする
暑さ以外に、虫対策も必須です。見つけたら早めに退治を。風通しが悪いと虫が出やすいこともあるので、葉などが込み合っている場合は、様子を見ながら剪定して風が通るようにしましょう。薬剤を使用する場合は、天然物や食品由来成分のものも販売されているので、状況に応じて選びます。
水やりは暑い時間帯を避け、朝夕の涼しい時間帯に行います。日当たりが良い場所や乾きが早い植物の場合は、1日2回たっぷりと全体に行き渡るように根元に水をあげてください。地植えの場合、雨が降らない日が続き乾いているようなら、たっぷりと水やりをしましょう。