「セミの鳴き声を聞くと、夏の訪れを実感する」という人も多いのではないでしょうか。今回ご紹介するのは、新たに設置した登り棒によじ登った1匹のねこ。しがみついたまま固まった姿がセミのようだと、ツイッター上で話題になっています。2.9万件もの“いいね”を集めた動画について、飼い主さんに詳しいお話を伺いました。

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思わず二度見！　登り棒でセミに“擬態”したレオンくん

　飼い主さんのおうちでは、SNS上で大人気の「ミルコ」くんを筆頭に「うしお」くん、「レオン」くん、「ロッケ」くん、紅一点の「ピーチ」ちゃんという5匹のねこたちが暮らしています。過去には、レオンくんが犯行現場を押さえられる瞬間やミルコくんのバレリーナのような姿が話題になったこともある、有名なご一家です。

　今回注目を集めたのはレオンくん。ねこたちのために、飼い主さんの配偶者さんが手作りしたという登り棒によじ登る様子が動画に収められています。運動神経の良いレオンくんは、やすやすと登り棒の真ん中あたりまで登ると、突然ぴたりとフリーズしてしまいました。

　そして、ゆらゆらとシッポを揺らし、登り棒にしがみついたままじっとしています。その姿は、まるで木に止まったセミのようです。

　飼い主さんは「セミの大合唱が聞こえる季節なので、我が家に現れた“ねこゼミ”もご覧ください」とのコメントを添えてツイッターに投稿。すると、2.9万件もの“いいね”が集まる大反響を呼びました。

　リプライ（返信）には「猛暑に各所で“ねこゼミ”が見られますね」「猫背とは？」「新種の大ゼミですねぇ」「ニャンニャンゼミの季節ですね」など、ユニークなレオンくんの姿に夢中になる声が。また「藤あや子さん宅にも出現しておりました」「うちにも現れました」など、“ねこゼミ”の観測報告も寄せられています。

お手製の登り棒　ほかのねこたちの反応は？

　レオンくんは30秒ほどしがみついたあと、頂上まで登るとそのままキャットウォークに飛び移ったそう。どうやら、登り棒をとても気に入ってくれたようです。

「ねこたちが気に入ってくれるのはもちろんですが、ロープを染色して部屋のインテリアにも合うようにしました。また、登って遊ぶだけでなく、爪とぎとしても大活躍しています！」

　ちなみに、登り棒に登っていたのは当初レオンくんとうしおくん、ロッケくんの3匹でしたが、3か月ほど経ってミルコくんとピーチちゃんも登るようになったそうです。飼い主さんは「最終的に我が家の5匹のねこ、みんな大好きな遊具になりました」と語っています。

　YouTubeチャンネル「無重力猫ミルコのお家」では、個性豊かな5匹のねこたちの日常を更新中。登り棒の作り方も紹介されていますよ。

○取材協力：無重力猫ミルコのお家（@ccchisa76）さん

（Hint-Pot編集部）