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花火大会にペットを連れていかないで 保護事業者が注意喚起 「かわいそう」と共感続々

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部/クロスメディアチーム

花火大会にペットを連れていってはダメ?(写真はイメージ)【写真:写真AC】
花火大会にペットを連れていってはダメ?(写真はイメージ)【写真:写真AC】

 いよいよ夏真っ盛り。毎週のように各地で花火大会が催されています。そんななか、花火大会にペットを連れていくことへの注意喚起の投稿が、ネット上で注目を集めています。なぜ花火大会にペットを連れていってはいけないのでしょうか。投稿者で、フェレット専門の保護活動を行う「いたちのおうち」代表の滝川麻衣子さんに、投稿に込めた思いを聞きました。

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フェレット専門の保護活動を行う「いたちのおうち」代表が注意喚起

「花火大会にフェレットを連れていく予定で『気温的に大丈夫でしょうか』というお問合せがありましたが、そういう問題ではありません。この子たちの目に花火が綺麗と映ることは無く、刺激の強い微粒子が含まれた花火の煙はこの子たちの鼻や気管支などによく無いし、大きな音やあの振動は怖いからダメです」

 7月中旬、花火大会にフェレットを連れていくことへの注意喚起を行った投稿は1万件のリツイート、5万件の“いいね”を集めるなど話題に。滝川さんは7月29日、「うちの子は大きい音を怖がりませんがそれでもダメでしょうか? 花火が嫌いな人間がいるように花火が好きな動物だっていると思います等々、どうしても花火大会にペットを連れていきたい人から、花火の煙(硝煙)に含まれる化学物質の微粒子に対するアレルギー反応など~って人までたくさんたくさん」と、改めて反響の大きさを振り返る投稿も行っています。

 一連の投稿には「同じく犬も花火大会連れていくのは私的にどうかと思う あの子たち雷とか大きな音怖がるんだぞ? バンバン爆発音鳴って人混みもすごいだろうし、飼い主ならそういうとこ考えないと」「ペットを花火大会に連れていきたい人がいることに驚愕 昔飼ってたわんこさんたち、雷などの大きな音が大嫌いで、彦根の花火大会の日は嫌がって鳴いて、かわいそうなくらいでした。にゃんこさんたちも、大きな音嫌いですよね。イタチさんたちも同じでしょうよ。聴覚も嗅覚も、人間より鋭いんだから」「気温もだけど音も危険だし、人混みの中に連れていく気持ちがわからない。動物が苦手な人もいるんだから配慮しようよ。あと糞尿の始末できるのかな」「楽しめないペットを連れて、なぜ遊びに行こうとするの?」と共感の声が相次いでいます。

 フェレット専門の保護活動事業「いたちのおうち」設立の経緯について、滝川さんは「日本の自然界にはおらず、全頭が必ず誰かに欲しいと望まれてショップからお迎えされた子しかいないのがフェレットという生き物です。しかし、保護を必要とする子があとを絶たないのでフェレット専門の保護活動者になりました」と説明。里親募集や譲渡会のほか、フェレット飼育するうえでの正しい知識の発信なども行っています。

「フェレットというのは本来、人混みに連れ出すのに不向きな生き物ですし、花火大会は不向きどころか連れていっては『かわいそうだからダメ』です。ちょうどそのようなお問い合せがあったので、そのままツイートしました。投稿に対しては『これはほかの動物たちにも言えること』と実に多くの方からお声が届き、ペット飼いとして、保護活動者として、少しは動物たちのためになれたのかなと思いました」と、反響の大きさを口にします。

 花火を楽しめるのは人間だからこそ。フェレットに限らず、わんちゃんやねこちゃんであっても、花火大会に連れていくのは控えたほうが良いでしょう。

(Hint-Pot編集部/クロスメディアチーム)