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豆苗をカットするベストな位置 再生速度に違いが出る豆知識に「知らなかった」の声続々
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物価高騰が続き、少しでも生活費を抑えるために節約したいところ。そんなときに役立つのが、一度食べても自宅で簡単に再生栽培ができる豆苗です。しかし、もったいないからといって、根元ギリギリで切っていませんか? 実は、再生栽培をするには、切るのにベストな位置があるそう。スプラウト(発芽野菜)の国内最大手、村上農園が公式TikTok(murakamifarm_tiktok)で発信し話題になっています。
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茎の近くにあるふたつの小さな葉が目安
豆苗を再生栽培するには、調理後に残った根と豆の部分を浅めの容器に入れて、根が浸かる程度の量の水を張ります。豆まで水に浸からないようにして、あとは直射日光が当たらない日当たりの良い部屋に置き、毎日2回水を取り替えるのが一般的です。
たったこれだけで7~10日ほどで収穫ができますが、実はもうひとつ大事なポイントがあるそうです。それは豆苗を切る位置。もったいないと思って、ついつい豆のギリギリでカットしてしまいがちですが、実はベストな位置があるそうです。
その目安となるのが、豆苗の根元近くにあるふたつの小さな葉。これは「脇芽」と呼ばれており、これを残してその上をカットすることが「超重要」だといいます。
同社のウェブサイトによると、脇芽とは「植物が新たに芽を伸ばしていく部分(成長点)」。上のほうの脇芽が残るように切ると、成育速度が速く、根元から切った豆苗よりも早く育ちます。
10日ほどで結果が出るので自由研究にもぴったり
動画では、実際に脇芽を残して切った根と、茎の根元から切った根を比較。脇芽をふたつ残したほうが、明らかに成長していることがわかりました。
「【完全保存版】豆苗の再生栽培は切る位置で決まるって知ってた?」とメッセージが添えられた投稿は反響を呼び、8000件以上の“いいね”が。コメント欄には「やっべ……切りすぎていた」「なるほど! だからいつも伸びなかったんですね 勉強になりました!」「知らなかった」など、驚きの声があふれています。
この比較は10日ほどで結果が出るので、自由研究にもおすすめなのだそう。豆苗を再生栽培する場合は、水を交換する際にカビが生えていないかをよく確認し、食べるときは加熱処理をしましょう。
また、再収穫はおおむね2回は可能ですが、カビが生えるなど衛生的に問題が生じることも。そのため1回再収穫をしたら、新たな苗にすることがおすすめだそうです。
(Hint-Pot編集部)