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スマホの絵文字に困惑するフランス人 珍回答に爆笑 「いつ使うの!?」に共感が続出
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日本で生まれたといわれている絵文字。現在では「emoji」として海外でも普及していますが、日本ならではの絵文字のなかには、外国人にとって意味のわからないものもあるようです。日本在住7年目のフランス人YouTuber、オレリアン・プダさんも、スマートフォンの絵文字の解読に頭を悩ませているひとり。妻のことみさんから出題された絵文字クイズに答える様子をX(ツイッター)アカウントに投稿し、ユーモアたっぷりに回答しています。
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妻から出題された絵文字クイズ オレリアンさんの回答は?
「【悲報】日本人なら答えられるというこの絵文字、僕にはこれにしか見えなかった」
そんなメッセージに4つの絵文字を添えて投稿したオレリアンさん。続けて、妻のことみさんから出題された絵文字クイズに回答する様子を公開しています。
オレリアンさんがわからなかった4つの絵文字は、日本では一般的に「初心者マーク」「名札」「花札」「お月見」として知られていますが、フランス人のオレリアンさんには別のものに見えたようです。
ことみさんから初心者マークの絵文字を見せられたオレリアンさんは、「これさすが日本だね!」と正解がわかった様子。しかし、オレリアンさんの回答は、初心者マークとはまったく違うものでした。
ことみさんから正解を聞くと、「いつ使うの!?」とオレリアンさんは驚きの表情を浮かべます。ちなみに、フランスの初心者マークは白い丸に赤くアルファベットで「A」と書かれているそう。「アマチュアみたいな……」とオレリアンさんは説明しています。
赤いチューリップをかたどった名札には、「火事があるから止まってください」と回答。ほかには、ゲームに登場するアイテムにも見えたようです。正解が名札であることを知ると、オレリアンさんは「え……」と困惑。ことみさんが、この絵文字を見た外国人が過去に「Tofu on Fire(燃える豆腐)」と言っていたことを伝えると「あー! 見える見える」と、外国人ならではの視点には納得した様子でした。
花札の絵文字については「これよく使うよ! ホテルのドアにかけるやつでしょ?」と、ユーモアたっぷりの回答が飛び出しました。ことみさんが「花札っていって、日本のカードゲームみたいな」と説明すると、「(花札の絵文字を)使う?」と質問。すると、「使わない!」とことみさんは食いぎみに答えました。
お月見の絵文字には、2つの回答が頭に思い浮かんだというオレリアンさん。ひとつは「さすが、エモいな。日本だよね……。月がきれいですね」というロマンチックな答えが。文豪・夏目漱石を彷彿させる発言に、ことみさんも思わず驚きます。
ついに正解するかと思いきや、月の下に並んだお団子の絵が雪に見えたのか、続けて出した答えはなんと「雪合戦」でした。「これは、俺の愛です。もらって~みたいな」と独特な表現をしながら雪を投げるジェスチャーをすると、ことみさんも爆笑。さらに、南フランス発祥のあるスポーツにも似ていたようで、正解ではないものの「ありがとうね、絵文字にしてくれて」と感謝しました。
正解がわかっても、オレリアンさんにとっては使うタイミングがわからないものばかり。投稿のリプライ(返信)には「花札の絵文字なんていつ使うんでしょう」「大丈夫。自分もふたつ目わからなかったっす」「場合によっては、そういう解釈もありってことで」「まさかこんなところにカルチャーギャップが潜んでるとは」など、共感する声が上がっていました。
(Hint-Pot編集部)