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大型犬の大胆すぎるいたずら 「有罪かはあなたが決めて」 問いかけが話題【米】
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トイレットペーパーをビリビリに破って散らかすなど、わんちゃんの大胆ないたずらがときにSNSで話題になりますよね。米国では、あまりにも大胆な犯行で飼い主さんを怒らせた介助犬が話題に。証拠隠滅に失敗する様子から、誰かに「はめられたのでは?」と擁護する人が続出しています。
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介助犬として飼い主を守るラブラドールレトリーバーのマグナス
ビジュアルエフェクトアーティストとして、テレビや映画などで活躍するブライアン・ベンソンさんには、頼れる相棒がいます。それは7歳のラブラドールレトリーバーの「マグナス」です。
マグナスを引き取ったのは5年前。一緒に暮らし始めてまもなく、ブライアンさんはマグナスの特別な能力に気づきました。ブライアンさんの長女は関節炎を患っています。マグナスはその長女が痛みで苦しんでいると寄り添い、痛みを癒やしていました。
20代の頃からカタプレキシー(脱力発作)により、体の力が突然抜けてしまう発作に襲われることがあるブライアンさんは、そのことをきっかけにマグナスが認定介助犬になれるよう訓練することを決めます。そしてマグナスはいつしか、ブライアンさんが発作に襲われているのを察知すると、すぐに彼の胴体に体を押し付けて、発作を止める手伝いをするようになりました。
マグナスははめられた!? 擁護派と有罪派で二分
こうして、今では介助犬としてブライアンさんを24時間支えているマグナスですが、ちょっとお茶目な一面があるようです。
ブライアンさんがTikTokに投稿した動画には、トイレの開いたドアから伸びるトイレットペーパーを発見したときの様子が映されています。テロップには「(新しい)ロールを付けるといつもこうなるんだ」と書かれており、ブライアンさんは「冗談じゃない」とつぶやきながら、犯人捜しを始めました。
伸びたトイレットペーパーの行方を追って、階段を登り始めたブライアンさん。トイレットペーパーは途中、踊り場も越えどこまでも続くかに見えました。ところが、犯人は突然現れます。
なんと2階に上がってすぐのところに、大量のトイレットペーパーをくわえて反省の表情を浮かべるマグナスの姿が。証拠をバッチリ残して途方に暮れる愛犬の姿に、ブライアンさんも思わず「何が起きたんだ?」と聞いています。
あまりに愛らしいいたずらは大きな話題になり、7000件近い“いいね”が。コメント欄には「マグナスが有罪だとは思わない! 彼ははめられたんだ!」「僕はここでいい子にしていたら、竜巻がバスルームを通り抜けたんだ」など、マグナスを擁護する声が。
一方、「『またやっちゃったよ』とウインクしているようにも見える」「有罪確定」など、マグナスの犯行を確信する声も寄せられています。
大胆な犯行状況から、「マグナスが有罪かどうかは……あなたが決めてください! 個人的には(マグナスは)はめられたと思っています」と、動画にメッセージを添えたブライアンさん。果たして真犯人は誰だったのでしょうか。
(Hint-Pot編集部)