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「紙芝居というか神芝居」 紙工作で作った“夏祭りの彼女”が「アニメにしか見えない」と大反響
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「動くイラスト作りました。夏祭りの彼女」。紙工作で作り上げた、まるでアニメのような作品が、ネット上で話題を集めています。制作者で紙工作作家のしんらしんげ(@shin___geki)さんに、作品のこだわりや苦労について伺いました。
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平面作品ながら仕掛け絵本の要領で動かすことで、描かれた少女の表情がアニメのように変化
しんらしんげさんが今月10日、SNS上に公開した作品の動画は、7万リポスト(リツイート)、30万件以上の“いいね”を集めるなど話題に。平面の作品ながら仕掛け絵本の要領で動かすことで、描かれた少女が振り返り、表情や視線が立体アニメのように細かく複雑に移り変わります。
その様子は本当に生きているかのようで、吸い込まれるような魅力にあふれています。投稿された動画には「細かい動きがリアルですね お見事」「アニメにしか見えない」「ガチの天才やんけ!!!」「鳥肌立った」「2Dなのに3D感」「紙芝居というか神芝居作れそう」と絶賛の声が相次ぎました。
主に紙工作の作品動画を投稿しているほか、子どもに工作を教えたり、工作の作り方の本を出したりといった活動をしているというしんらしんげさん。今回の作品は、構想から完成まで1週間ほどの期間がかかったといい、「顔が自然に振り向いているように見えるようこだわっており、髪型からポーズ、服、顔のパーツの位置など細かく調整しました。奥の方を向いているとき、横を向いているとき、こちらを向いているとき、どれも絵が整うようにすることと、動きが不自然にならないようにするのが難しかったです」とのことです。
投稿の反響については「思った以上に反響が出て驚きました。ほかにもいろいろな仕掛けの構想が頭にあるので、徐々に作品にして発表できればと思います」と話しています。
(Hint-Pot編集部)