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浴衣の着こなしに称賛の嵐 リトアニア駐日大使が完璧な着付けを披露 4年ぶりの花火大会へ
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行動制限を伴わない今年の夏は、久々に花火大会やお祭りなどが行われている地域が多いでしょう。日本文化を積極的に体験しているリトアニア駐日大使のオーレリウス・ジーカスさんは11日、岐阜県岐阜市で開催された「ぎふ長良川花火大会」に参加。呉服店で新調した浴衣を着用し、夏の夜空を彩る花火を堪能したようです。その様子を自身の公式X(ツイッター)アカウント(@AurelijusZykas)で公開し、話題になっています。
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涼しげな浴衣で花火大会に 日本の夏を満喫した大使
「岐阜長良川の花火大会は最高でした!」(原文ママ、以下同)
そんなメッセージを添えて、ジーカスさんは鮮やかな花火の写真をXに投稿しました。ジーカスさんが訪れたのは、11日に開催された「ぎふ長良川花火大会」。2020年以降、岐阜市では新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、夏の花火大会は中止が続いていましたが、今年は4年ぶりに2つの花火大会を統合し開催しました。
そんな記念すべき花火大会を前に、ジーカスさんは都内の呉服店で浴衣を注文したことも数日前にポストしています。上品な文様が入った藍色の浴衣に、白地の博多織角帯、白足袋に黒い鼻緒の雪駄の一式を揃えました。
花火大会当日には、その浴衣を着た全身写真を投稿。「貝の口は苦労していましたが、上手く結べたと思います。満席の新幹線で岐阜に着いて、夜の花火大会楽しみにしています」と日本語でメッセージを綴っています。大使が結んだ貝の口は、角帯のポピュラーな結び方の1つで、腰骨より少し低い位置で締めるのが定番です。
リプライ(返信)には、「とても良くお似合いですね」「涼しげで粋な柄です」とたくさんの絶賛の声が。なかでも「腰で巻いた帯の位置がただ者ではありません」「腰で着ていてカッコイイ~」「帯の位置がそこらの日本人より正確で似合ってます」など、大使のこなれた着こなしに注目が集まりました。
花火大会は機材トラブルにより20分ほど遅れたものの、無事に開催。音楽とシンクロして打ち上がった大輪の花火に、歓声や拍手が鳴りやまず。大盛況のうちに幕を閉じました。
(Hint-Pot編集部)