甘くてジューシーな味わいがおいしい桃。旬の時期は6～9月とされ、店頭で見かけるとつい手に取りたくなりますよね。せっかくならおいしい部分を余すことなくいただきたいところですが、種がうまく取れず、果肉の部分を余分に捨ててしまうことも。プロはどのようにして桃の種を取っているのでしょうか。1884（明治17）年創業の老舗・神田近江屋洋菓子店の公式X（ツイッター）アカウント（@omiyayogashiten）が動画で紹介しています。

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熟した桃とキッチンバサミを用意　熟練の技が光る

　桃を丸ごと1個使った、同店の夏限定の人気スイーツ「もも」。種をくり抜いた果実の中に、カスタードクリームがたっぷり詰まっています。丁寧に手作業で下処理され、見た目も美しい一品です。

　先日は同アカウントで桃の皮のむき方が公開され、大きな話題になりました。今回は、熟した桃の種を取る方法が動画で紹介されています。包丁ではなく、キッチンバサミを使うときれいに引き抜くことができるようです。

【手順】
1. 桃のおしり（ヘタ）の部分にキッチンバサミを入れ、種の周りの実を一周カットする
2. 種をキッチンバサミで押さえながらぐるっと回して、実からはずす

　投稿された動画には、たった5秒で種を取り除く様子が収められています。包丁で切り込みなどを入れず、キッチンバサミだけで簡単にできる種の取り方は反響を呼び、1.4万件もの“いいね”が。リプライ（返信）には「すごい！　プロの技」「これこれ！　知りたかったやつ!!!」「豪快！」「こんな簡単に種が取れるのね」「この方法知れて、めちゃくちゃありがたい」といった声が上がっています。

　種を取ったあとは、桃の上部に十字の切れ目を入れて15秒ほどお湯の中へ。その後、氷水に入れるとツルンと皮をむくことができますよ。丸ごとかじりつけば果汁も逃さず、旬の味を堪能できそうですね。

（Hint-Pot編集部）