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桃の皮がノンストレスでつるんとむける むき方3種の比較
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甘い香りと、ジューシーでなめらかな食感の桃。品種によりますが、桃の旬は6月から9月頃といわれており、スーパーマーケットなどの店頭にも多く並びます。しかし、桃は皮むきが苦手、うまくむけないのが悩み……という方もいるのでは。リンゴのように包丁で丸ごとむく方法もありますが、果汁が多く実がやわらかいため、滑って危ないことも。そこで今回は、巷で話題の「桃の皮を簡単にむく裏ワザ」3つに挑戦してみました。どの方法が桃の実に傷を付けず、きれいにつるんと皮がむけるのかを比較します。
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湯むき、包丁の背、爪楊枝 3つの裏ワザをやってみた
今回検証する「桃の皮を簡単にむく裏ワザ」は、次の3つです。
1. 熱湯にくぐらせ、冷水に取ってむく
2. 包丁の背で撫でてむく
3. 爪楊枝を通してむく
桃は同じ種類、同じくらいの大きさのものを用意。それぞれの皮を裏ワザでむいていきます。
その1:熱湯にくぐらせ、冷水にとって皮をむく方法
ひとつ目は、いわゆる「湯むき」です。主にトマトの皮むきで用いられる方法で、桃の皮をむきます。桃が入る深さの鍋で湯を沸かし、氷水の用意をしましょう。
【手順】
1. 包丁で十字の切れ込みを入れた桃を、湯を沸かした鍋へ静かに投入する
包丁で桃の上部に浅く十字の切り込みを入れる。沸騰した湯に桃を15~20秒ほどくぐらせて取り出す。熱湯に長く浸けすぎると果肉がやわらかくなりすぎたり、中心部分まで熱くなってしまったりするので注意する。おたまを使うと便利
2. 取り出した桃はすぐに氷水で冷やし、皮をむく
湯から取り出した桃はすぐに氷水へ入れ、1分程度冷やす。その後、桃を取り出し、切れ目を入れたところから皮をむく。
とくに力を入れなくてもあっという間に、するすると皮がむけました。実の表面もきれいです。