ねこの行動は予測不可能！　SNS上で、ねこがズボンの中に入り込んだり、金魚鉢に身を収めたりするユニークな姿を目にしたことがある人も少なくないでしょう。X（ツイッター）上では、桃のフルーツキャップをかぶったねこが話題に。割れ目から顔を出し、ちょこんと座る姿をとらえた写真が2.7万件もの“いいね”を集め、多くの人の笑いを誘っています。飼い主さんに詳しいお話を伺いました。

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かぶりものが得意なクーちゃん　まったりくつろぐ様子はどこか高貴にも？

　飼い主さんは、2020年9月まで、京都府で町家猫カフェ「キャットアパートメントコーヒー」を経営していました。現在は、総勢18匹のねこたちに囲まれながら、病気療養に専念しています。かわいいねこたちの日常を発信している飼い主さんのX（ツイッター）アカウント（@CatApartment）は、15.6万人ものフォロワーが注目する人気アカウントです。

　今回話題になったのは、フルーツキャップをかぶったシンガプーラの男の子で4歳の「クー」ちゃんです。素敵なお名前は、フランス語で「シッポ」の意味を持つ「Queue」が由来。小さい頃からシッポの動きに特徴がありかわいらしかったことから、この名が授けられました。

　クーちゃんは桃のフルーツキャップが大好きで、いつも持ち逃げしては遊ぼうとするといいます。そんなクーちゃんに、飼い主さんはちょっとしたいたずらをしてみたくなったそうです。

「クーはかぶりものを嫌がらないので、かぶせてみました」

　案の定、フルーツキャップをかぶらされても、クーちゃんはまったく気にしていない様子。クッションの上に座って、いつものようにくつろぎ始めました。

　飼い主さんは「おっちんしたまま、ずっとかぶっているのですけど。ほんとにそれでいいのか？」とのコメントを添えて、きょとんとした表情を浮かべるクーちゃんの写真をXに投稿。瞬く間に2.7万件もの“いいね”が集まりました。

　リプライ（返信）には「桃の妖精……？」「笑わない　笑わないぞ　やっぱ無理」「湯上がりマダム」「古代エジプトの神様的な……」「ピラミッドの壁画で見たことあるような……？」「なんと高貴なお姿……『我を崇めるにゃん！』」など、クーちゃんのおもしろすぎる姿に対するコメントが殺到しています。

当のクーちゃんはどこ吹く風　気になるその後の様子は？

　なんと、クーちゃんは1分以上もの間、フルーツキャップをかぶったまま座っていたそうですよ。

「放っておくといつまでもかぶっていそうだったので、写真と動画を撮ってから私がはずしました」

　ちょっとやそっとのことで動じないクーちゃんは、17匹の“きょうだい”にとって頼れる存在に違いありません。愉快なエピソードに事欠かないねこたちが、今度はどんなかわいらしい姿を見せてくれるのかとても楽しみですね。

　飼い主さんがBASEで運営するオンラインショップ「Cat Apartment Coffee」では、仲良し“きょうだい”をモチーフにしたオリジナルグッズやアクセサリーを販売中。また、写真集「京都西陣 町家に暮らす16匹の猫たち」も見逃せませんよ。

○取材協力：キャットアパートメントコーヒー（@CatApartment）さん

（Hint-Pot編集部）