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16歳の高校生が身長超えの巨大魚ゲット 172センチの「ドラゴンタチウオ」に釣り好きの父も興奮

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

巨大タチウオを誇らしげに掲げる高校生の赤垣さん【写真提供:海晴丸】
巨大タチウオを誇らしげに掲げる高校生の赤垣さん【写真提供:海晴丸】

 毎年、多くの「ドラゴンタチウオ」を次々と釣り上げている鹿児島県錦江湾の遊漁船(釣船)「海晴丸」。公式X(ツイッター)アカウント(@JHENDlrzigArnEL)では、迫力満点の映像や写真を投稿し話題になっています。今回は、宮崎県の高校1年生・赤垣龍飛さん(16歳)が、169センチの自身の身長を上回る体長172センチのタチウオを釣り上げる快挙が。赤垣さんと船長の中田清治さんに、そのときの詳しい様子を伺いました。

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海晴丸の中田船長「高校生が『ドラゴン』を釣るということは当船では初めてです」

 釣り歴は6年ほどという赤垣さん。釣り好きの父ととともに、8月14日夜に乗船しました。午後7時から釣りを開始。天秤仕掛けで、エサはアジの切り身です。開始早々に訪れたアタックには失敗したものの、約2時間後の午後10時、リベンジに成功しました。錦江湾では150センチ以上のタチウオを「ドラゴン」と呼んでいます。

「ヒットした瞬間の強い引きを感じて、『また「ドラゴン」がきた』と確信し『今度こそ』と気合を入れました。慎重にやりとりをすると、海面に上がってきたのはまさにドラゴン! 暗闇から姿を現した魚体は夜間の照明に反射して銀色に輝き、その大きさと美しさに感動しました。取り込みは父がギャフをかけて船上に揚げてくれましたが、興奮したのか手先と足がガクガク震えていました。釣り好きの父も『こんなに大きいタチウオは見たことがない』と喜んでくれました」(赤垣さん)

 釣り上げたドラゴンタチウオの体長は172センチで、重さは4.69キロ。開催中の「錦江湾ドラゴンタチウオダービー」では、4位の記録となりました。現在のダービーの1位は182センチ、5.55キロ。海晴丸のこれまでの最高記録は210センチ、6.67キロだそうです。今回、赤垣さんが釣り上げたタチウオはシッポが5センチほど切れていました。もしシッポがあったら、ダービーの1位か2位に入っていた可能性があるそうです。

 中田船長は「タチウオファンが通い詰めてやっと手にすることのできるドラゴンタチウオ(150センチ以上)ですが、夜釣りということもあり高校生が参加する機会が少ないので、高校生が『ドラゴン』を釣るということは当船では初めてです」と明かしました。

 中田船長によると、例年は7月初めから釣れ盛るタチウオですが、今年は遅れぎみで、8月に入ってやっと安定して釣れ出したとのこと。台風6号の影響で2週間、海に出られない時期があったそうです。そのため、ドラゴンタチウオの数は昨年の同時期より少なめですが、現時点で150センチ以上のドラゴンタチウオが12本釣れており、例年通りのペースになってきたといいます。

ドラゴンタチウオが驚くほど大きいことがわかる一枚【写真提供:海晴丸】
ドラゴンタチウオが驚くほど大きいことがわかる一枚【写真提供:海晴丸】

 今回、高校生が「ドラゴン」を釣り上げたことについて、中田船長は「夏休みということで、釣り好きのお父さんが子どもを連れて参加してくれます。ただでさえ当たりの少ないドラゴンタチウオなので、『釣れればいいのになぁ』と心配していましたが、子どもに釣れて本当にうれしかったです。タチウオファンの同乗者のみなさんも喜んでくれて、『すごーい! でっかいねぇ』と拍手喝采でした」と振り返ってくれました。

 赤垣さんも「釣り上げた直後はあまりのうれしさで夜分にもかかわらず、友達にテレビ電話したり写メしたりしてしまいました。友達もびっくりしていました。その夜は、あぶりタタキ、ムニエルにしておいしく食べました。機会があればこの夏、あと1~2回は釣行して、ナンバー1の『ドラゴン』を釣りたいです」と気合十分です。

 残りの夏休みを十分に楽しんでほしいですね。

(Hint-Pot編集部)