「ひとくちちょうだい」はトラブルのもと。小さい頃、それがきっかけできょうだいげんかになった経験がある人も多いのではないでしょうか。今回ご紹介するのは、大好きな梨を食べようとしたら、年の離れたいぬの“妹”に横取りされてしまったねこ。ショックを受けて嘆き悲しんでいるかのような姿が、X（ツイッター）上で話題になっています。当時の状況について、飼い主さんのミヤオ（@mel13818164）さんに詳しいお話を伺いました。

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ねこの玉三郎ちゃんといぬの新吉ちゃん　異種姉妹のキュートなひとコマ

　アメリカンショートヘアの女の子で14歳の「玉三郎」ちゃんと、イタリアングレーハウンドの女の子で6歳の「新吉」ちゃんは、種族が異なるもののとても仲良し。“姉妹”の仲睦まじい様子は以前も話題になったことがあり、顔を寄せ合うラブラブショットに大きな注目が集まりました。

　しょっちゅう寄り添い合っている“ふたり”ですが、今回は近くにいすぎたがゆえに、玉三郎ちゃんを悲劇が襲いました。ある日、飼い主さんは玉三郎ちゃんの大好物である二十世紀梨をあげることに。しかし、ちょっぴり食いしん坊な新吉ちゃんが背後からやってくると、ひとくちでパクリと食べてしまったそうです。

　その後、玉三郎ちゃんは「なんで全部食べちゃうの！」と訴えるかのように、新吉ちゃんに対して“ねこパンチ”を繰り出していたそう。そこでカメラを向けたところ、話題の写真が撮れたそうです。

「『あららら』と思っていたら、“ふたり”がじゃれ合い始めました。そこでカメラを向けると、玉さん（玉三郎ちゃん）が泣き出したような表情になっていたんです」

不憫に思った飼い主さん　自分の梨を玉三郎ちゃんへ

　梨を奪われて嘆いているかのような表情を浮かべる玉三郎ちゃんと、何食わぬ顔をした新吉ちゃん。温度差の激しいツーショットに、飼い主さんは「いぬの『ひとくちちょうだい』がでかすぎた」とメッセージを添えてXに投稿。すると、3000件近い“いいね”が集まりました。

　リプライ（返信）には「あ～それは大ショックだわぁ～」「あー泣いている　泣かないで～」「うわわわわわわわああん」「確かに玉さんとはおくちの大きさ違うわね～」「一瞬でおやつなくなった」「半分くらい持っていかれた顔（笑）」など、梨を食べ損ねた玉三郎ちゃんに共感する声が寄せられています。

　玉三郎ちゃんを気の毒に思った飼い主さんは、自分の分の梨をあげたそう。けんかするほど仲が良い玉三郎ちゃんと新吉ちゃん。また微笑ましいエピソードをたくさん届けてほしいですね。

（Hint-Pot編集部）