目が覚めると毛玉ボールで遊んだり、かけっこしてから食事をしたり、ねこちゃんにも日々の生活でルーティンがありますよね。今回ご紹介するねこちゃんは、飼い主さんが新聞を広げると、毎日どこからともなくやってきて、その上を右へ左へとゴロゴロ……。通算450日ほどこうして転がり続けているねこちゃんが、X（ツイッター）で話題になっています。何がきっかけで転がるようになったのでしょうか？　飼い主さんに詳しいお話を伺いました。

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生後4か月の頃におうちにやってきたマロンちゃん　素敵なレディの日課とは

　元保護ねこで推定2歳のキジトラ「マロン」ちゃんは、ツンデレでお姫さまのような性格の女の子です。マロンちゃんが保護されたのは、2021年10月のことでした。当時、生後2か月あまりだったマロンちゃんが、居酒屋の裏にいたところを保護ねこ団体が保護。その後、2021年12月に飼い主さんのおうちに迎えられました。

　今では、同じく元保護ねこで3歳の「レオ」くんと1歳の「ラルフ」くんと仲良く暮らすマロンちゃんは、きょうだい唯一の女の子として、飼い主さん家族をメロメロにしています。そんなマロンちゃんには、毎日必ず行う習慣があるそう。

　それは、飼い主さんが広げた新聞の上を転がり回ること。今のところ、450日ほど続いています。

　この日も、飼い主さんが新聞を広げるなり、どこからともなくやってきたマロンちゃんは、気持ち良さそうにゴロゴロ……。その姿を収めた動画に「大回転ニャ～　まろさん……新聞が読めません」とのコメントを添えてXで公開すると、今回も1400件以上の“いいね”を集め話題になりました。

　リプライ（返信）には「ねこちゃんあるあるですね」「水遊びかな？」「なかなか滑りがいいよね！　若いから油が効いているよね！」「すごく力が入っていますね〜かっこいいね〜」など、さまざまな声が寄せられています。

ラルフくんもお姉ちゃんの真似をしてゴロゴロ…

　この後も、マロンちゃんは心ゆくまで転がっていたそうです。新聞の上を転がることがルーティン化したのには、どのような理由があるのでしょうか？

「新聞が好きなのだと思います。私が新聞を広げるのを待っているようです」

　ちなみに、こうして新聞の上でゴロゴロするのは、マロンちゃんとラルフくんだけ。レオくんは、しないそうです。

「弟子として後輩ねこのラルフがたまにやってきますが、マロンがほぼ独占しています」

　飼い主さんのXでは、マロンちゃんが新聞を広げてくれるのを待ちかまえる様子や、休刊日に新聞が配達されるのを待ち続ける姿を見ることができますよ。これからも個性ゆたかな3匹のきょうだいから目が離せませんね。

○取材協力： れおまろ（＠leomaro315）さん

（Hint-Pot編集部）