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不妊治療中に乳がん再検査 「もうやめよう」と思った宮崎宣子さん 治療再開した理由
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元日本テレビのアナウンサーで、現在はフリーアナウンサーの宮崎宣子さん。先日、43歳で第1子を妊娠していることを明かしました。2021年に再婚した当初は「子どもを諦めていました」といいますが、不妊治療や夫のサポートもあり、第1子を授かったといいます。そんな宮崎さんが自身のインスタグラムアカウント(miyazaki_nobuko)で、不妊治療中に起こった出来事を明かしています。
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43歳で第1子妊娠 「人生山あり谷あり」
今月17日にインスタグラムを更新した宮崎さんは冒頭、「人生山あり谷あり」とコメントし、自身に起こった体験を告白しています。
「実は、不妊治療中に乳がん健診で引っかかって、しばらく(不妊治療を)中断せざるを得ない時期がありました」
以前、再検査になった経験から、「女性系だけは毎年検査してもらっていました」という宮崎さん。不妊治療の病院で、再検査の通知が来たことを告げると、「精密検査の結果が出るまでは(不妊治療を)中断しましょう」と言われたといいます。
中断の理由については、「不妊治療と乳がんは全く正反対の治療になるわけで、もし乳がんの場合はホルモン治療なんて余計悪化させることになるわけです」と説明しています。また、98歳で今も健在の祖母が乳がんであることも明かした宮崎さん。
「(祖母が)乳がんを取らずに済んでいるのは、高齢で細胞分裂がとても遅いので転移の心配がないからだそうです。それでも少しずつは進行しているのは聞いていました。私は40代……なんとなくは想像できます」
その後、精密検査の結果は良性。不妊治療を「再開しても大丈夫ですよ」と言われたそうですが、「この時は妊娠どころではなく、もうとにかく健康であればいい、生きてるだけで丸儲けというさんまさんの言葉で頭の中はいっぱいでした。もういい…夫も子供はいらないと言ってくれてるし、もうやめよう…」と思ったといいます。
しばらく、不妊治療再開は考えられなかった宮崎さんですが、しばらくすると心境に変化が。「検査結果が良性だったのは、まだやってもいいよというサインだったのでは? と思えるようになり、癌研の先生から妊娠できるといいですねと言ってもらえたのは、最後のチャンスをもらえたのでは? とも思えるようになりました」。
その後、少しのインターバルを経て、不妊治療を再開。健康であることの大切さを痛感するとともに、健康だから不妊治療も続けられる、と思うようになったといいます。 最後には「自分が健康でないと何も始まらないことを痛感したからこそ、妊娠はできたらいいけど、できなくても仕方ない、この人生楽しまないともったいないと思えるようなったように感じます」との心境を明かしました。
投稿には「宣子さんのいろいろな経験のお話、妊活中の方はとくに参考になってありがたいと思います」「宮崎さんと同世代の女性も含め、妊婦、出産が近い女性に励みになると思いますよ」「ニュースでお見かけした時からとても励みになり健康だからチャレンジできてると言うお言葉にとても救われた気持ちになれました」など、赤裸々な思いを綴った宮崎さんに対し、感謝の声が多数寄せられています。
(Hint-Pot編集部)