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10分でぬるい水は冷やせるのか!? 「気化熱」を利用した裏ワザ 効果を検証してみた
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暑い夏は、飲み物としてはもちろん、冷たい麺類のつゆなどに冷えた水が必要なときがあります。前もって冷蔵庫で冷やしたり、氷を準備しておいたりすれば良いのですが、ぬるい常温の水しかない! ということも。そこで、常温の水をたった10分で冷やす裏ワザを試してみました。どのくらい冷たくなるのでしょうか。
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濡らしたキッチンペーパーを巻いて冷やす裏ワザ
今回検証する裏ワザは、水を入れたペットボトルを水で濡らしたキッチンペーパーで巻いて、冷凍庫で10分ほど冷やす方法。キッチンペーパーに吸収された水分が蒸発する際に、周囲の熱を奪う「気化熱」の冷やす力を利用したものです。
何もせず、そのまま冷蔵庫で10分冷やしたペットボトルと違いはあるのか、また500ミリリットルと2リットルの量で違いはあるのか、冷え具合を比較してみました。
○手順
1. 500ミリリットルと2リットルの空きペットボトルを各2本、合計4本を用意。それぞれ常温の水道水を入れる
2. 水で濡らして軽く絞ったキッチンペーパーを、各量1本に巻く
3. キッチンペーパーを巻いていないペットボトルは、そのまま冷蔵庫へ入れる
4. キッチンペーパーを巻いた2のペットボトルを冷凍庫へ入れる
5. 10分経ったら、それぞれ取り出して水の温度を計測
冷凍庫で長時間冷やし続けたり、水ではない飲み物を入れたりすると、ペットボトルが破裂する危険性があります。今回は「水を入れたペットボトルを冷凍庫に10分入れる」という条件で実施しました。