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日本の街角でよく売られている花束 フランス人の“あるある”失敗談に大反響 「私も…」
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デートの待ち合わせで突然、花束のプレゼント。情熱的でとても憧れますよね。しかし、日本でそれをする際には気をつけたほうがいいこともあるようです。日本在住7年目のフランス人YouTuber、オレリアン・プダさんは自身のX(ツイッター)アカウント(@bebechan_france)に、最近になって気がついたある失敗について投稿。日本人でも子どもならやってしまいがちなエピソードが反響を呼んでいます。
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「善意を傷付けたくなかった」 妻の思いに感動の声も
オレリアンさんは、妻・ことみさんと交際を始めて間もない頃、花束を渡したいと思い、デートの待ち合わせに向かう道中で花束を購入したそうです。なんともロマンチックですが、花束を渡すとことみさんの顔が少し引きつっていたのだとか。
オレリアンさんは「やりすぎたか……」と思ったそうですが、最近になって当時渡した花束と同じものを見かけて「すべての意味を理解した」そうです。
Xの投稿に添えられていたのは、仏壇やお墓などに備える仏花。白の輪菊やピンポン菊などが、透明のフィルムで包まれています。
オレリアンさんのほっこりする失敗は反響を呼び、7万件を超える“いいね”が集まりました。リプライ(返信)には「私も、家に来たホームステイの外国人の方が大変お世話になりましてと菊の花束くれた。苦笑いするしかなかった」など、同じような経験をしたことがあるという声が。
また、「子どもの頃、祖母に贈りかけたことがある」「娘にもらったことがある」など、日本人であっても子どもの頃は知らない人も多いのかもしれません。意外と“あるある”な失敗のようです。
オレリアンさんはことみさんから「すごくうれしいありがとう。でもほかの人にあげないほうがいいかも」と言われて、嫉妬だと思っていたそう。しかし、今回気づいたことで改めて、なぜすぐに指摘しなかったのか聞いてみることにしました。すると、ことみさんは「善意を傷付けたくなかった」と当時の心境を教えてくれたそうです。
オレリアンさんの真心を大切にしながらも、同じ失敗をしないようにさりげなく注意をしてくれたことみさんの優しさに多くの人が感動。「奥様の優しさがなんとも素敵なんだけど!」「それは奥様の優しさに感謝ですね」など、称賛の声もみられました。
仏壇やお墓にお供えするお花が街の至るところで販売されているのは、ご先祖様や故人を大切にする日本独特の文化なのかもしれませんね。
(Hint-Pot編集部)