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迷い犬が起こした奇跡 飼い主探しをしていたカップル 老人を救助し称賛の嵐【米】

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

迷い犬が起こした奇跡が米国で話題に(写真はイメージ)【写真:写真AC】
迷い犬が起こした奇跡が米国で話題に(写真はイメージ)【写真:写真AC】

 日本の「犬の日」といえば、犬の鳴き声の語呂合わせから11月1日ですが、米国では8月26日が犬の日に制定されています。米国のとあるカップルは、犬の日だった現地時間8月26日、首輪を付けたままさまよう1匹の犬を発見。犬の飼い主を探して、近所の家を尋ね歩いていたところ、倒れている人を発見し救助しました。迷い犬が起こした犬の日の奇跡に米国で注目が集まっています。

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少なくとも2日身動きが取れなかった老人を偶然救助

 米ノースカロライナ州ルイビルのジェニングス郡警察署の公式フェイスブックによると、奇跡は26日、米国の「犬の日」に起きました。あるカップルは、鎖の切れた首輪を付けたメスの黒い犬を発見。ふたりは飼い主を探すために、近所の住宅を一軒一軒回っていたそうです。

 すると、ある邸宅から助けを求める男性の声が聞こえました。ふたりがその住宅に入ると、少なくとも2日間は身動きが取れない状態になっており、すぐにでも手当てが必要な老人を発見。すぐにレスキュー隊に通報し、老人は病院に搬送されました。

 レスキュー隊員は、同署の保安官代理に対し、もしも発見が遅れていたら、老人は長くは生きていられなかったかもしれないと話していたそうです。この奇跡について、ケンタッキー州の地元テレビ局「WAVE3」は、「迷い犬の飼い主を探していた親切な隣人は、その道すがら年老いた男性を救助する」と題して報じています。

 思わぬ形で人命救助に貢献した犬は、保安官によって動物保護施設に届けられ、その後愛する家族と無事に再会を果たしたそうです。同署は、カップルとともに老人の命を救った犬に、SNSで最敬礼を贈りました。すると、コメント欄にはさまざまな反応が寄せられています。

「この結末、なんて奇跡なんだ!」
「ワオ! 神が遣わしたのね。神の御加護を」
「最高の仕事だ!」
「素晴らしいニュース」
「アメージングな物語」

 迷い犬とカップルが導いた奇跡の物語に、称賛の嵐が巻き起こりました。

(Hint-Pot編集部)