どうぶつ
世界陸上で柴犬が注目の的に! いっせいにカメラを向けられる姿に「ハリウッドスターみたい」の声
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「柴犬が世界陸上を見に行った結果」とのコメントが添えられた写真には、取材に来た報道関係者からいっせいにカメラを向けられる柴犬の姿が写っています。いつもの散歩コースで35キロ競歩レースが行われるため、飼い主さんと一緒に見に行ったところ、思いがけず注目を浴びてしまったそう。飼い主さんの肩に乗って、不思議そうにカメラを見つめる姿が、X(ツイッター)で話題になっています。飼い主さんに詳しいお話を伺いました。
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ハンガリーで暮らすももちゃん 海外生活をエンジョイ!
今回の主役は、柴犬の女の子で5歳の「もも」ちゃん。かわいらしいお名前は、先代のわんちゃんが「はな」という和風のお名前だったことからつけられました。日本らしいお名前で、海外の人が覚えたり発音したりしやすい響きも意識したそう。普段は「ももっぷ」ちゃんという愛称で親しまれています。
「本名に『っぷ』をつけたのは、よくプー(おなら)をするからです(笑)。また、ももというお名前のわんちゃんはたくさんいるので、『ももっぷ』にすることで覚えてもらいやすくなるかなと思いました」
ももちゃんと飼い主さん家族は、日本からクロアチアへ移住し、現在はハンガリーで暮らしています。飼い主さんが移住先にヨーロッパを選んだのは、ドッグフレンドリーな文化が根付いているから。そのなかでも、暑すぎず寒すぎない過ごしやすい天候や、物価が極端に高くないことから、東ヨーロッパに腰を据えることにしました。
移住で大きく環境が変わったはずですが、飼い主さんの献身的なケアもあり、ももちゃんはすぐに同地に慣れた様子。体調などにも大きな変化が現れることなく、新たな暮らしを楽しんでいるようです。
「もともとおとなしかったので、カフェに入っても静か。お留守番も上手にできています。日本にいたときと変わらず、わんこや人に対してもフレンドリー。言葉は違っても、自分を好んでくれる人のことはわかるのだなと驚いています」
思いがけずマスコミの取材班から注目され…
話題になったのは、ももちゃんと飼い主さんが、ハンガリーの首都・ブダペストで開催された「ブタペスト2023世界陸上競技選手権大会」の35キロ競歩レースを観戦しているときに撮影した1本の動画です。
飼い主さんに抱っこされたももちゃんは、カメラをかまえたマスコミの取材班から注目の的に! いっせいにレンズを向けられるももちゃんは、まるでスターのようです。
このときの様子を収めた動画をXで公開すると、8000件超もの“いいね”を集めました。リプライ(返信)には「レッドカーペットを歩くハリウッドスターみたい」「ももっぷちゃん>世界陸上ww ももっぷちゃんのかわいさには何者もかなわないです」「さすが、世界のアイドルももちゃん」など、ももちゃんを称賛する声がたくさん寄せられています。
飼い主さんによると、今回の世界陸上で競歩やマラソンのコースになったアンドラーシ通りは、ももちゃんの毎日のお散歩コースの一部なのだそう。そこで「いつも通る場所なので、時間を合わせて見に行ってみました」とのことです。