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世界陸上で柴犬が注目の的に! いっせいにカメラを向けられる姿に「ハリウッドスターみたい」の声
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ヨーロッパと日本 わんちゃんと暮らす環境に大きな違いも
飼い主さんによると、ハンガリーにも柴犬と暮らしている人はいますが、まだまだ珍しいようです。シャイな人が多いハンガリーでは、ももちゃんを目にしてもニコニコ笑顔で通り過ぎる人がほとんど。以前住んでいたクロアチアでは、フレンドリーな人が多く、話しかけられることもよくあったそうです。海外でも柴犬はとても人気があるようですね。
「隣国なのに、反応がまったく違うことに驚きました。なかには『触ってもいい?』『写真を撮ってもいい?』と声をかけられたり、『私も柴犬を飼っているんだよ』とスマートフォンの写真を見せてくれたり、柴犬をお迎えしたいと熱い思いを語ってくれる人もいます。ももっぷも、撫でてくれた人の足にスリスリして喜んでいます」
また、ヨーロッパでは「いぬも家族」という認識が強く、わんちゃんを連れていけるところが多いのも日本とは違うポイントのひとつなのだとか。高級レストランを除き、ほとんどのカフェやレストランは、わんちゃんを同伴することが可能です。また、店内はNGであっても、テラスならOKというところが多いため、外食する場所には困らないそう。
「入店の際は、おむつを着用しなければならないというルールもありません。お店によっては、いぬ用のお水をくれるところもあります。ヨーロッパは、中型~大型犬が多いですが、リード(場合によっては、口輪も必要)を着ければ、公共交通機関に乗ることもできます」
飼い主さんがヨーロッパで暮らすようになって驚いたことは、「どのいぬもよくしつけがされていて、公共の場ではおとなしくしている子が多い」こと。また、わんちゃん連れの人に対するほかの人のまなざしがとても温かく、安心して出かけることができるそうです。
「クロアチアもハンガリーも、街の至るところにゴミ箱が設置されていて、そこにいぬの排泄物を捨てられるようになっています。ハンガリーでは、いぬ専用のゴミ箱にうんち袋も設置されていてとても便利です」
ドッグフレンドリーな街でのびのびと暮らしているももちゃん。これからもますます、ヨーロッパで柴犬ファンが増えそうですね。
○取材協力:柴犬ももっぷ ハンガリー(@uaremyhero)さん
(Hint-Pot編集部)