Hint-Pot | ヒントポット ―くらしがきらめく ヒントのギフト―

国内ニュース

新型コロナ 東京都の定点把握による患者数は前週より1553人増加 高齢者の感染拡大に警戒を

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

東京都が定点把握による感染者数と専門家によるモニタリング分析を公表(写真はイメージ)【写真:写真AC】
東京都が定点把握による感染者数と専門家によるモニタリング分析を公表(写真はイメージ)【写真:写真AC】

 東京都は8月31日、定点把握による感染者数と専門家によるモニタリング分析を公表しました。8月31日公表の東京都感染者週報及びモニタリング分析よると、8月21日から8月27日(第34週)の新型コロナウイルス感染者報告数は合計で5956人。定点医療機関あたり患者報告数(定点医療機関からの患者報告数÷定点医療機関数)は14.53人となっています。

 ◇ ◇ ◇

「10歳未満や60歳以上の増加が目立っている」

 都内419の定点医療機関のうち、報告をしたのは410か所。感染者数の合計は5956人、定点医療機関あたり患者報告数は14.53人でした。患者数の合計は前週(8月14日~8月20日)に比べ1553人増加。「東京都感染症週報」によると前週の患者報告数は10.96人で、今週は約1.3倍となっています。また、入院患者数は8月28日時点で2684人と、8月21日時点で2686人だった前週から2人減少しました。

 年代別では10歳未満が最多の975人、次いで10代の871人、40代の855人と続いています。重症化しやすいとされる60歳以上の定点医療機関あたりの患者報告数は2.47人でした。専門家は「年代別に見ると、10歳未満や60歳以上の増加が目立っている。とくに重症化リスクが高い高齢者等の感染拡大を警戒する必要がある」と分析しています。

(Hint-Pot編集部)