「愛犬がなかなかハーネスに慣れてくれなくて困った」という経験はありませんか？　今回ご紹介するのは、2歳の頃、ハーネスを見るなり逃げ出してしまった柴犬です。なんとか装着したものの、散歩は拒否。それから3年経った今年の夏、久しぶりにハーネスを持ち出したところ、難なく装着して散歩へ。“へそ天”してクネクネしながらはしゃぐ姿が、X（ツイッター）で話題になっています。飼い主さんに詳しいお話を伺いました。

　◇　◇　◇

3年前はハーネスを見て“拒否柴”になったニッキくん

　見事にハーネスを克服したのは、5歳の柴犬「ニッキ」くん。いぬや人間が好きで、とりわけ、子どもになでなでしてもらうのが大好きな男の子です。素敵なお名前は、被毛の色が飴や八つ橋に使われるニッキの色合いに似ていたことから授けられました。

　飼い主さんがハーネスを購入したのは、ニッキくんが2歳の頃。散歩中に首輪がするっと抜けてしまって大慌てしたことがきっかけでした。しかし、散歩に出かける前にハーネスを付けようとしたところ、ニッキくんはひとめ見るなり逃走。なんとか捕まえてハーネスを付けて散歩に出かけたものの、一歩も動かなくなってしまいました。

　それから3年が経った今夏。それまで使用していた首輪がモコモコしていて暑そうだったため、緑色の唐草模様の首輪に替えたところ、ニッキくんは拒否反応を見せることなく、散歩に出かけられました。そこで、飼い主さんはふとハーネスのこと思い出し、付けてみることに。

「赤い唐草模様のハーネスを付けてみたら、無事にお散歩できました。少し大人になったのかな？」

　飼い主さんは「気がついた？　嫌いだったハーネス付けたよ　まだなじんでないけど」とのコメントを添えて、X（ツイッター）で動画を公開。ニッキくんがハーネスを付け、散歩中に芝生の上で“へそ天”して前足を“ちょいちょい”する姿は、1500件超もの“いいね”を集め、再生回数は4万回を突破しました。

　リプライ（返信）には「ニッキちゃん大人になったね　お利口さん」「ハーネス“ちょいちょい”もなかなかいいね　ニッキくん偉いね」「けっこうなじんでいるよ赤い唐草～　素敵です似合っているワン」など、ニッキくんの成長ぶりを称える声が寄せられています。