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お祝いギフトの「割り勘」ループ 仲良し女子グループで半強制的に贈り合うことに「気持ちまで割られているよう」

著者:Hint-Pot編集部

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当たり前のように割り勘の頭数に すでにプレゼントは決まっている状態で金銭請求

 内祝いの手配が終わり、数か月が経った頃、里香さんから新しいトークグループで連絡が来ました。どうやら同期の愛実さん(仮名)が第一子を出産したそうで、その出産祝いを送るとのこと。トークグループは、愛実さん以外の同期の女子全員宛てになっており、愛実さんに内緒でお祝いについて打ち合わせをするために作られたもののようでした。

 しかし、驚きだったのはその内容。メッセージには写真が添えられており、出産祝いのプレゼントはすでに里香さんが購入済み。当たり前のように割り勘を求める連絡だったようです。

「私の時もこうやってプレゼントが送られてきたから、お礼の連絡をした時に歯切れが悪い返事をする子が多かったんだなと思いました。確かに里香は同期で一番顔が広くて、八方美人なところがあるのですが、ちょっとこのやり方には引きました……」

 請求金額は1000円ちょっと。里香さんからは金額と一緒に割り勘アプリを指定され、そこに近日中に入金するように求められました。グループの半分ほどは、「買い出しありがとう!」「(OKの絵文字)」など、すぐに返事をしている様子でしたが、残り半分ほどはスルー。すると次の日業を煮やして、里香さんから返事を催促する連絡があったそうです。

「私も返事に困っていたのですが『葵もいいよねー?』と……。返事をしていない人に対し、グループトークに名指しで書き込んでくるんです。下手に断って他のサークルメンバーと気まずくなるのも嫌で、結局『OK』と返事せざるを得ませんでした」

今後も続く割り勘お祝いにモヤモヤ 断るに断れない…

 その後、無事に出産祝いが愛実さんのもとに届いたのか、愛実さんも仲間に入っている元のグループトークに、まとめてお礼の連絡がきたそうです。葵さんは、お祝いの内容からすれば愛実さんのお礼の連絡のみの対応も間違いではないと思っているといいます。

 赤字で内祝いを送ったり、他の人宛てのお祝い割り勘の頭数に入るのを断れない自分は、お金が絡んでいるからこそ周囲から「お金に困っている、ケチな人」と思われたくないという、変なプライドも働いているかもと自己分析をしていました。

「正直、もういい年なので、本当に今後もお祝いをしていくならもらった相手が困らない程度のしっかりとしたものを渡したほうがいいんじゃないかとか。でも、結婚や出産をしないという選択の子は損するばっかりだよなぁ…とか色々考えてしまいますね。私は本当に仲が良い人同士でお祝いのやりとりをしたほうがいいと思うのですが」

 これからもサークル時代の友人が誰か結婚、出産する度に集金連絡がくるかと思うと、本当にうんざりすると頭を悩ます葵さん。「やっぱり一番モヤモヤするのは、もらった方がお祝いの気持ちまで割り勘されているような気持ちになることですかね……」と仲良しグループでのお祝い問題に、力なくつぶやきました。