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服についた油汚れの落とし方3つの対処法 コツや食べこぼしへの応急処置などハンズが紹介
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洗濯をする際、厄介なのが油汚れ。食事の際についてしまった油分の多い食べこぼしや皮脂汚れのほか、時間が経って繊維に染み込んだ油汚れはもはや難敵です。そんな油汚れや、時間が経った油ジミでも簡単に落とせる方法を、ハンズの公式インスタグラムアカウント(handsinc.official)が紹介しています。
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4種類の油汚れ 3つの対処法を解説
ひとくちに油汚れと言っても、その種類は複数あります。ハンズの投稿では、「食品の油汚れ」「化粧品の油汚れ」「皮脂による油汚れ」「機械油の汚れ」と4つに分けています。
○食品の油汚れ
常温でも固まりにくいオリーブオイルなどの食物由来の油汚れと、肉を焼いたあとにフライパンに残る動物由来の白く固まる油汚れの2種類があり、落としやすいお湯の温度が異なる。
○化粧品の油汚れ
顔に塗った日焼け止めやファンデーションなど襟につきやすい化粧品の油汚れのことで、なかでも近年増えているウォータープルーフ仕様の化粧品はさらに落としづらい。
○皮脂による油汚れ
ワイシャツなどの首周りや袖などに付着する黄ばみは、古い皮脂による油汚れが原因。
○機械油の汚れ
自転車のチェーン周りなど、食用油や化粧品に含まれる油と比べると粘度が高いため、通常の洗浄方法では簡単には落とせない。
汚れの程度やタイプ別の落とし方
衣服についてしまう、さまざまな油汚れ。その対処法を大きく分けると、軽度の油汚れ、時間が経って染み込んでしまった油汚れ、そして機械油の汚れの3つがあるといいます。それぞれの対処法を見てみましょう。
○軽度の油汚れ
【準備するもの】
中性洗剤
歯ブラシ
お湯(40~60度)
【手順】
1. バケツにお湯を入れ、油汚れがついた部分を浸す
2. 汚れがついている部分に洗剤を少し垂らし、服を傷めないように軽く揉み洗いする
3. 歯ブラシで汚れをかき出すようにこする(ポイントは力を入れすぎないこと)
4. バケツのお湯ですすぎ、通常通りの方法で洗濯する
※綿やウールなどデリケートな素材の服の場合は、傷んでしまう可能性があるので要注意
○時間が経った油染み
【準備するもの】
クレンジングオイル
お湯(40度)
【手順】
1. 油染みがある部分にクレンジングオイルを塗る(服の素材によっては変色する可能性があるので注意が必要)
2. 5分程度放置して、クレンジングオイルをなじませる
3. お湯ですすいだら、通常の洗濯方法で手入れする
※あらかじめズボンやワイシャツの目立たない場所で、変色しないかを試してから実践するのがおすすめ
○頑固な機械油の汚れ
【準備するもの】
作業逆用洗剤
漂白剤
柔軟剤
歯ブラシ
お湯(約60度)
【手順】
1. お湯と作業着用洗剤を入れたバケツに、服をしばらく浸す
2. 汚れが浮き上がってきたら、歯ブラシで優しくこすって汚れをかき出す
3. 作業着用洗剤と柔軟剤、漂白剤を入れて洗濯機で洗う