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元保育士が教える粉薬の飲ませ方が目からウロコ 「これで飲める子が多かった」 シロップではなかったときに

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部/クロスメディアチーム

子どもに粉薬を飲ませるコツとは(写真はイメージ)【写真:写真AC】
子どもに粉薬を飲ませるコツとは(写真はイメージ)【写真:写真AC】

 小児科で粉薬を出されて戸惑った経験のある人は多いでしょう。小さい子どもを持つ親にとって、液体のシロップに比べ、粉薬は服用時のハードルが一段上がります。元保育士のマナミ(@Manaminimalist)さんは、保育士時代に知った方法で、自身の子どもにも粉薬を飲ませることができているといいます。「なぜかこれで飲める子が多かった」というテクニックとは?

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 ◇ ◇ ◇

粉から口までの距離が最短に 「一瞬で全量飲ませることが可能」

「『元保育士のくせに自分の子育てには何一つ生かせない』(定期)だけど、ひとつだけ。明らかに有益だったことがある。

粉薬の飲ませ方。

あの薬が入った個包装。(透明のビニールのやつ)じつは全ての辺が『マジックカット』になっていてどこからでも切れる。ので

・粉を角に寄せる
・小さく切り取る
・飲ませる

これで粉から口までの距離を最短にして一瞬で全量飲ませることが可能」

 マナミさんは実際に粉薬の写真を添えて、やり方を丁寧に解説しました(※薬包のなかには、マジックカットになっていないものもあるためご注意ください)。

「もちろん粉薬であることは何一つごまかせないのでダメな子はダメかもしれないけれど。
なぜかこれで飲める子が多かったし、我が子もいけてる。

 万が一『今回シロップじゃねぇんかい!粉なんかい!』って時に1度は試してみてください」

 マナミさんがこの方法を知ったのは、幼稚園で働いていたときです。

「幼稚園で勤務していた際に、同じお部屋にいた先生がこの方法で薬を飲ませていました」

 幼稚園での統一したやり方ではなかったそうですが、スムーズに粉薬を飲ませられていたといいます。

 粉薬を角に集めると、確かに投入する時間は一瞬で済みます。水を飲ませるのは、その後になります。

「先に口に水が入っていると粉薬が口に入るのを待っているときにえづいてしまう可能性があるので、口の中には何も入ってない状態で行っています。粉薬を口に含んだ後は、十分に水分を取らせます」と説明しました。

 幼い子どもは、頻繁に体調を壊しがち。毎月のように小児科や耳鼻科にお世話になることもあります。甘いシロップであればすんなりいくかもしれないですが、感染症の流行やシロップの不足などで、粉薬しかないというときもあると思います。そういったときに重宝しそうです。

 マナミさんは、他にも粉薬を飲ませるときのコツを教えてくれました。

「我が家はいつも薬を飲ませるために『薬屋さんです』と言って、私の膝の上に座ることを促しています。『いらっしゃいませ』『1名様ですか?』とお店屋さんのようなやりとりをして、最後は『ありがとうございました』『また来てくださいね~』と声かけをして、次の日も同じようにしています。嫌がるようなら『今日は元気になる薬も入れときますね』と言って、薬の袋に『見えない粉』をいれるフリをするのもありです。どうしても嫌がるときはゼリーなどを使うのも手ですが、最初からそういったものを試すのではなく、最終兵器(お守り)と思ってまずは『そのままあげる』にこだわりました。ちなみに2歳の娘は薬が大好きで、今は完全に食後のデザートみたいになっています(笑)」

 子どもに嫌がらせないための雰囲気作りはとても参考になりますね。

ストレスをためない子どもへの接し方 「ごめんね」より「ありがとう」

 子育てはささいなことでも親はストレスをためがちです。日ごろの心の持ち方についても聞きました。

 マナミさんは、「大人がラク、こうしてくれたら助かる、という視点を大切にするということです。それを『大人都合』と思わずに、子どもに助けてもらう感覚で、子どもに何ができるか考えるようにしています」と話します。

「私は保育現場にいたときによく失敗したり忘れ物をしていましたが、担任していた4歳の子が『先生は謝りすぎだよ。失敗は成功のもとだよ』と言ってくれました。今は子どもがイヤイヤ期でぶつかることもありますが、なるべく『(こんなお母さんで)ごめんね』よりも『(いつも頑張ってくれて)ありがとう』と思う・伝えられる機会を増やすようにしてます」

 うまくいかないときは、子どもの力を借りてもいい。

「子どもは『大人が困ってるな』という状況を良くも悪くも敏感に感じ取ると思っています。だからこそ『こうしてくれると助かるんだけど…』を子どもができるかどうかは別に、正直に伝えて、少しでも協力してくれたときは感謝も伝えるように心がけています」と続けました。

 粉薬を飲ませるときも、マナミさんは親がどうしたら楽になるか? を考えたといいます。リンゴジュースなどと一緒に飲ませる親も多いと思いますが、「薬によっては乳製品に混ぜることができなかったり、お茶に混ぜても薬が沈んでしまうことがある」可能性を指摘。

「何かに頼って飲むのに慣れてしまうと、それが通用しないときに親子ともにストレスになる。それでなるべく『そのまま飲ませる』をいかにスムーズに、楽しくできるかを考えました。子育てで悩むことは多いですが、これはたまたまうまくいったパターンだなと思っています」と結びました。

(Hint-Pot編集部/クロスメディアチーム)