飼育員に甘えたい？　鼻先を器用に使ってアピールする赤キツネの「きい」ちゃん

「キツネ」と聞くと、どんなイメージを持ちますか？　昔話やアニメなど、親しみ深いキツネ達ですが、日本文化においてはずる賢く描かれたり、魔術が使える神秘的な動物として描かれたりすることが多く、どことなくクールな印象をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。人懐っこい印象があまりないキツネですが、じーっとこちらを見つめる顔が「イケメン」だと話題になっているキツネがいます。

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　宮城県白石市にある森の中に整備されている「宮城蔵王キツネ村」は、100頭をこえるキツネが放し飼いにされている体験型施設です。おなじみのキタキツネや珍しい銀ギツネ、ホッキョクギツネ、プラチナギツネなど、数種のキツネを飼育しており、その中を歩くと後ろからついてくるキツネや衣服が引っ張るキツネがいたりと、キツネ達と意外な生態を間近で観察することができます。

　同施設の公式ツイッター(@kon_fox_village)で話題となったのは、赤キツネの通称「きい」ちゃん。場内にある「餌やり体験場」でのことです。飼育スタッフが屋内にいたところ「ガラッ」と音がして振り向くと、窓からきいちゃんがこちらをのぞきこんでいました。どうやら常習犯のようです。

　見つかってしまったため、顔を外に出したきいちゃん。しかし、窓が閉められそうになると、すかさず鼻先を隙間にいれ、こちらをつぶらな瞳でじーっと見つめてきます。

　蔵王キツネ村の金川さんによると、「飼育スタッフに甘えようとしているのか、隙あらばおやつを取ろうとしているのかのどちらかだと思います。スタッフとしては、甘えに来てくれていると、信じています」とのこと。

　どうやら赤キツネの習性というよりは、甘えん坊なきいちゃんの性格によるものなのかもしれませんね。この投稿は投稿から1日ほどで2.8万件以上の「いいね」が集まり、「イケメン」「目が凛々しい」「あざとくてバタリ」といったコメントが寄せられました。

（Hint-Pot編集部）