ライフスタイル
秋のお彼岸 お供えする花にルールはある? フラワーコーディネーターに聞いた
公開日: / 更新日:
教えてくれた人:のなか りえこ
お彼岸のお供えにも 秋を感じる花
墓前に供える場合、花立が左右に1つずつあるので、花束は一対(2束)で持っていきます。花期が長く、花びらが散りにくい秋を感じる花を紹介しましょう。
○菊
菊は通年でお供えの定番の花ですが、秋が旬です。花もちが良く重宝され、さまざまな色や種類があります。大輪のものから、枝分かれしている小輪のスプレータイプ、まん丸のものなど、たくさんの選択肢があるのも特徴です。
○リンドウ
リンドウは古くから親しまれており、秋のお彼岸やお供え花の定番です。青色のイメージが強いですが、パステルブルーや白、ピンク、紫色もあります。淡い色味でも濃い色味でも、どちらにも合わせやすい花です。
○ケイトウ
ひとくちにケイトウといっても、久留米ケイトウ、石化ケイトウ、羽毛ケイトウ、紐ケイトウなど種類によって形状がさまざまあります。色が多くカラフルで、お供え花としての需要も高いです。
○ワレモコウ
ワレモコウは、分岐した茎の先にえんじ色のような小さな花穂がついている植物です。メインの花材にプラスすれば秋らしい雰囲気になります。
○ヒペリカム
一年中流通していますが、この時期のヒペリカムは、美しい赤色の実が特徴。メインの花材にアクセントをつけたいときにおすすめです。
(Hint-Pot編集部)
のなか りえこ
フラワー&グリーンコーディネーター。インテリア商材を扱う仕事から花の世界へ。現在はフリーで活動中。花と植物に関する提案・制作(装花・装飾・植栽など)を中心に行う。
インスタグラム:euh___piece