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新型コロナ 定点把握による東京都の患者数は6688人 「学校等で集団感染が影響」と専門家は分析

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

東京都が定点把握による感染者数と専門家によるモニタリング分析を公表(写真はイメージ)【写真:写真AC】
東京都が定点把握による感染者数と専門家によるモニタリング分析を公表(写真はイメージ)【写真:写真AC】

 東京都は9月21日、定点把握による感染者数と専門家によるモニタリング分析を公表しました。9月21日公表の東京都感染者週報及びモニタリング分析よると、9月11日から9月17日(第37週)の新型コロナウイルス感染者報告数は合計で6688人。定点医療機関あたり患者報告数(定点医療機関からの患者報告数÷定点医療機関数)は16.04人となっています。

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入院患者数は18日時点で2252人

 都内419の定点医療機関のうち、報告をしたのは417か所。感染者数の合計は6688人、定点医療機関あたり患者報告数は16.04人でした。患者数の合計は前週(9月4日~9月10日)に比べ136人減少。「東京都感染症週報」によると、前週の定点医療機関あたり患者報告数は16.36人で、ほぼ横ばいとなっています。また、入院患者数は9月18日時点で2252人と、9月11日時点で2353人だった前週から101人減少しました。

 年代別では10代が最多の2189人、次いで10歳未満の1310人、40代の716人と続いています。重症化しやすいとされる60歳以上の定点医療機関あたりの患者報告数は2.01人でした。

 専門家は「10代では患者報告数が増加しており、学校等での集団感染が影響していると考えられる。とくに換気には配慮し、場面に応じたマスク着用、手洗いなどの基本的な感染防止対策とともに、体調が悪いときは外出を控えるよう、周知する必要がある」と分析しています。

(Hint-Pot編集部)