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夏物寝具の片づけ前にやっておくべきこと 掃除のプロが教える洗濯や収納のポイント

公開日:  /  更新日:

著者:和栗 恵

教えてくれた人:伊藤 まき

汗や皮脂が染み込んだ夏物寝具は、しまう前にしっかりとした洗濯を(写真はイメージ)【写真:写真AC】
汗や皮脂が染み込んだ夏物寝具は、しまう前にしっかりとした洗濯を(写真はイメージ)【写真:写真AC】

 タオルケットや冷感素材のベッドマットなどの夏用寝具を、干しただけで収納してしまっている人は多いのではないでしょうか。しかし、夏用寝具には寝ている間にかいた汗が染み込んでいたり、パイル部分に皮脂が入り込んだりしているもの。きちんと洗ってからしまわないと、翌年出したときに変色や異臭が気になる結果になりかねません。片づける前にどのようなケアをすれば良いのでしょうか? 整理収納アドバイザーでクリンネスト2級の資格を持つ、掃除片づけの達人・伊藤まきさんに伺いました。

 ◇ ◇ ◇

洗濯で汗や皮脂汚れをしっかり落とす

 衣類と同様、寝具にも“衣替え”があります。大型のため「洗うのが面倒」と、外干ししただけで済ませてしまう人もいるようですが、必ず洗濯してからしまうように心がけましょう。

 とくに夏物寝具は汗や皮脂汚れの付着が強いので、しっかりと洗って乾かします。タオルケットなど直接肌に触れる寝具を洗う場合は、洗濯ネットに入れ、指定量の洗剤を入れて洗濯機を回しましょう。洗う際のポイントは、多めの水を使い、汚れをしっかりと浮かせて洗うこと。容量が大きい洗濯機でなければ、面倒でも一枚ずつ丁寧に洗うことをおすすめします。洗濯ネットに入れずに洗う場合は、手洗いコースなど弱めのモードで洗うと生地を傷めません。

 洗い終えたら、日光に当てるか乾燥機を使ってしっかり乾かし、ダニ退治を行います。晴天時に干せないようであれば、コインランドリーで乾燥機を使用するのもおすすめ。シワ伸ばしの手間が省けます。乾いたら、軽く叩いてダニの死骸やホコリを落とし、布団用の袋などに防虫剤とともに入れて収納してください。

 夏物布団は薄手なので、持ち運べるのならば、大型の洗濯機があるコインランドリーで洗浄と乾燥を一気に済ませるのもテクニックです。最近は「布団用洗濯機」が用意されているコインランドリーもあり、このタイプを選ぶと洗剤不要で洗うことができます。業務用の高温になる乾燥機を使えば、ダニ退治はもちろん、染み込んだ体臭もクリーンに。

 なお、寝具の収納スペースについてダニなど害虫の存在が気になる場合は、片づけ前に掃除するとともに、くん煙剤などを利用して清潔に。プロに依頼するのもありです。収納できるスペースが少ないとお悩みの人は、「保管付きクリーニングサービス」を選択肢に入れておくと良いでしょう。

(和栗 恵)

伊藤 まき(いとう・まき)

整理収納アドバイザー1級、クリンネスト2級。ホテル清掃員や国鉄系レストランの厨房、内装会社、デパートの搬入搬出などで経験を積み、出版社に入社したのち独立。掃除しながら片づける「整理収納のプロフェッショナル」として各種ウェブメディアで記事を手がけ、掃除本の編集ライターとしても活躍中。
インスタグラム:maki_organize