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日本のグミを初めて食べた外国人 「ファーストパンチが効いている」気に入った味とは
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夫の転勤により米国ペンシルベニア州のフィラデルフィアへ移住した、フリーアナウンサーの荒木優里さん。今年9月にはニューヨークへ引っ越し、新たな生活がスタートしています。この連載では、米国生活のなかでちょっと気になった日米の違いについて比較。米国に住む外国人に、実際に日本のお菓子を食べてもらい検証する第3回はグミ編です。子どもから大人まで口寂しいときにぴったりな日本のグミは、外国人に受け入れられるのでしょうか。
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3人の米国人が日本製のグミを食べたらどんな反応?
9月上旬にフィラデルフィアからニューヨークへ引っ越しました。同じ東海岸、車で約2時間の距離ではありますが、街の雰囲気は違いますね。マンハッタンはとにかく人が多く、夜も明るくて、エネルギッシュな場所だなと改めて感じます。街中で日本人を見かける機会が増えたのも不思議な気がしますが、まだ慣れない土地なので心強いです。1年という短い滞在予定ですが、少しずつなじんでいけたらいいなと思っています。
さて、今回は「日本のお菓子に対する外国人の反応は? ~グミ編~」をご紹介。米国人であるクナル(Kunal)、ユーナ(Yunah)、アビー(Abby)に日本のグミを試食してもらいました。そして、それぞれを10点満点で採点してもらっています。
ラインナップは「つぶグミ(濃厚柑橘)」「ピュレグミ(マスカット味)」「ちびサワーズグミ(ドリンクアソート)」「カンデミーナ」「果汁グミ(ブドウ・温州みかん)」「さけるグミ(巨峰)」の6種類です。
日本のグミは海外でも人気が高く、東京五輪の際に選手村で提供され、外国人アスリートやメディア関係者たちが虜になったというエピソードもありました。今回、米国人の3人はどんな反応を見せてくれるのでしょうか?
果汁系の「つぶグミ」「ピュレグミ」の評価は?
最初に味わってもらったのは「つぶグミ」。パッケージを見て、小粒なサイズ感と色ごとに異なる3種類の味(ユズ、温州ミカン、いよかん)をじっくりと観察して、いざ試食です。
クナルとアビーからは、ひと言目に「ゼリービーンズみたいだね! おいしい!」と飛び出しました。「とってもやわらかいけどパワフルな風味。甘さもちょうど良くて、ユズが一番軽い味わいだね」とユーナ。どこかで食べたことがある味だ……という話になり、米国のビタミン剤「Airborne(エアボーン)」のオレンジ味の名前が挙がっていました。
子どもの頃から知っていた味に近いということもあり、なじみやすかったようで、クナルは7点、ユーナは6点、アビーは7.5点というスタートに。
次は「ピュレグミ」。ほかのグミと比べて、シンプルでスタイリッシュなパッケージが好評でした。
ひとくち食べると「このフレーバーはおいしいね!」とユーナ。アビーは「パウダーが酸っぱすぎなくていい!」、クナルは「パウダーでファーストパンチが効いていて、後味もしっかり残っておいしい」と、とても気に入ってくれた様子です。
クナルは8点、ユーナは9点、アビーは8点と、3人とも迷わず高得点をつけました。