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難関のシンク汚れ、驚異のビフォーアフター 完璧な輝きを取り戻した光景に衝撃「新品より綺麗」
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家の掃除で“難関”の1つとも言えるのが、台所のシンクではないでしょうか。水あかやぬめりなど厄介な汚れに悩まされている人は多いでしょう。こうした中で、シンク汚れがピッカピカになった“驚異のビフォーアフター”がSNSで話題を集めました。ハウスクリーニングのプロに、“神業”の一端を聞きました。
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この道26年のプロ中のプロ それでも「出来栄えは85点ぐらいです」
「シンクを磨いといて下さいと費用を頂いたので磨きました」。添えられたのは、見るからに汚れがこびりついたシンクが、完璧な輝きを取り戻したことがわかる2枚の写真です。
北中君弥(@doumoaraiyadesu)さんのX(ツイッター)投稿は、8万件以上の“いいね”を集める反響を呼びました。届けられたのは、「これは…芸術ですね!」「天才やん」「新品より綺麗」「とても真似出来ません」「これはすごいですね 使えません(笑)」と、驚嘆の声ばかりです。
それもそのはず、北中さんは、ハウスクリーニング・内装業の職歴26年の職人。「年齢は41歳で、中学校を卒業した次の日からこの仕事をしています。20歳の時に独立して開業21年目です」と話します。
いったい、どんな方法・工程でピカピカの磨きを実現させたのでしょうか。
研磨用の電動工具を使用するそうで、「サンダー(電動工具)やハンドポリッシャー(同)にペーパーや研磨剤を組み合わせてキレイにしています。僕が独自に考えた工法で正解かどうかはわかりません。日々いろんなパターンを研究してる最中です」と明かします。それでも、今回の作業は1時間かからないぐらいだったというから驚きです。
自己採点は「出来栄えは85点ぐらいです」。北中さんは謙虚そのもので、「いろいろ僕の中で作業課題があり、常に修正しながら作業しています。今回に関してはもともと修正したかったところを修正できなかったので、100点には至らないです」ときっぱり。
反響については、「いつもX、TikTok、YouTube、インスタグラムに動画や写真などを載せていたのでこのタイミングで反響があったのは驚きでしかなかったです。いつものように軽い感じでビフォーアフターを投稿しただけなので」。バズりにバズったことにびっくりしているそうです。
気になるのが、家庭でも実践できるシンク掃除のコツです。北中さんは「シンクの一般的な掃除なら、不織布パットに『ベストベット』や『ハイホーム』といったクレンザーを付けて掃除するとキレイになります。クエン酸などを使うよりは、かなり効果的だ思います。ただ、僕みたいな機械を使うやり方は、一般的ではないと考えています」と、アドバイスを教えてくれました。
(Hint-Pot編集部/クロスメディアチーム)