予想外の行動で大人を驚かせるのは、人間もねこの子どもも同じようです。X（ツイッター）では、生後1か月半ほどの黒ねこの様子を収めた動画が話題になっています。近寄ってきた子ねこは、カメラを回す飼い主さんにロックオン。次の瞬間、勢い良く飛びかかると、画面が真っ暗に。このあと、子ねこはどうなったのでしょうか？　飼い主さんにお話を伺いました。

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川の中で“ひとりぼっち”で鳴いていた匠くん　救出劇の一部始終が話題に

　飼い主さんに飛び付いたのは、生後推定1か月半の元保護ねこ「匠（たくみ）」くん。美しいビロードのような、漆黒の被毛を持つ黒ねこの男の子です。飼い主さんのおうちで、先住の元保護ねこたちに囲まれながらにぎやかな毎日を送っています。

　2年前には、並んだカゴに入ってくつろぐ黒ねこ“きょうだい”の姿が話題になったことも。当時13匹だったきょうだいに、匠くんを含む4匹のねこが加わり、現在は総勢17匹の大家族になりました。

　匠くんと飼い主さんが出会ったのは、今年8月20日のこと。朝から子ねこの鳴き声を耳にしていた飼い主さんは、気になって探しに出たもののなかなか見つけることができませんでした。ようやくその姿を発見したのは、夕方になってから。猛暑のなか、雨で増水した川べりで立ち往生しているところを保護しました。

「草の根っこに引っかかるようにして助けを求めていたところを救出、保護しました。生後3週間ほどの小さな小さな子ねこでした」