ねこじゃらしの紐が体に絡まってしまったねこ。きょとんとした表情を浮かべていますが、果たしてこのハプニングは無事に収束したのでしょうか？　X（ツイッター）で1.4万人の関心を集めた投稿について、飼い主さんに詳しいお話を伺いました。

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「こんなはずでは…」　呆然とするどんぐりくんから目が離せなくなる人続出

　今回の主役は、マンチカンの男の子で2歳の「どんぐり」くん。かわいらしいお名前は、顔と全身の茶色を基調とした黒色の縞模様がシマリスに似ていて、その好物であるどんぐりを連想したことから付けられました。「頭の丸さもどんぐりっぽい」という、チャームポイントのひとつです。

　ねこが夢中になるおもちゃといえばねこじゃらしですが、どんぐりくんも例外ではありません。最近、愛用していたねこじゃらしの先に付いていた紐が取れてしまったため、飼い主さんは新しい紐を用意。今度ははずれることがないように、しっかりと棒にくくりつけて直しました。

　そのねこじゃらしを使い、飼い主さんと一緒に遊んでいたどんぐりくん。しばらくすると、どんぐりくんがひとり遊びを始めたため、飼い主さんはすぐそばでその様子を見守ることにしました。しばらくすると、どんぐりくんの体にねこじゃらしの紐が巻き付くハプニングが発生。事態を飲み込めていないのか、どんぐりくんは飼い主さんを見つめながらきょとん顔に……。

　飼い主さんは「え……ひとりで遊んでいて絡まったらしい。うまく取れなくて困っています」とのコメントを添えて、紐に絡まって放心状態になっている姿と、どうにか抜け出そうと悪戦苦闘している姿をとらえた3枚の写真をXに投稿。すると、1.4万件の“いいね”を集めました。

　リプライ（返信）には、「え……困った　冷や汗たらり」「『はずして……』みたいな顔かわいい」「絶賛自分自身捕獲中」「哀愁がかわいい」「漫画みたいにぐるぐる巻きですね」「途方に暮れててかわいい」など想定外の事態に陥ったどんぐりくんに注目する声が寄せられています。

運命で結ばれたどんぐりくんと飼い主さん　出会いのエピソードに感動

　紐が体に巻き付いていることに気づいたどんぐりくんは、焦って体をくねくね。飼い主さんの助けを借りることなく、すぐに抜け出したそうです。

「このときのどんぐりは、助けを求めているというよりは、何が起こったのかわからないといった様子でした」

　どんぐりくんと飼い主さんは、アイコンタクトでお互いの気持ちを伝え合うことができるのかもしれません。実は、“ふたり”は初対面ですぐに目と目で通じ合ったようです。

「まだ子ねこだったどんぐりは、私と目が合った瞬間に『ミャー！』と叫びました。抱っこをすると、のどをゴロゴロ。お迎えするときに起こったこの出来事が、今でも深く印象に残っています」

　どんぐりくんと飼い主さんは、まさに運命で結ばれたパートナーといえるでしょう。幸せな時間を過ごすどんぐりくんの日常は、飼い主さんの別アカウント（@donguri_manchi）でも見ることができますよ。

　また、“どんぐりママ”のペンネームで飼い主さんが手がけた初のフォトエッセイ「パヤ毛のどんぐり」（KADOKAQA刊）では、飼い主さんとの出会いやどんぐりくんのこだわり話など、微笑ましいエピソードが丁寧に綴られています。読むとほっこりすること間違いなしですよ。

※紐状のアイテムは、ねこの興味を引く一方、首に絡まるなどのトラブルや誤飲などの原因になることがあります。ねこがいる部屋にこれらのものを放置することは避け、紐状のおもちゃで遊ぶときは目を離さないように注意しましょう。

○取材協力：donguri mamma（@nuts_mom_）さん

（Hint-Pot編集部）