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どうぶつ

いぬが側溝でクールダウン はまりながら見せる丸い背中にほっこり 「涼しいんだろうなぁ」

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

側溝に入って涼む大吉くん【写真提供:久米島スポーツ アクティブ(@ACTIVE_KUMEJIMA)さん】
側溝に入って涼む大吉くん【写真提供:久米島スポーツ アクティブ(@ACTIVE_KUMEJIMA)さん】

 朝のお散歩を終え、側溝に入ってクールダウンするわんちゃん。夏でも風通しが良く涼しいこの場所は、わんちゃんのお気に入りスポットです。側溝にはまる姿をとらえたシュールな写真が、7万件の“いいね”を集める大反響を呼んでいます。沖縄県島尻郡久米島町にあるスポーツショップ「久米島スポーツ アクティブ」(@ACTIVE_KUMEJIMA)でオーナーを務める飼い主さんに、詳しいお話を伺いました。

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琉球列島のなかで最も美しいといわれる久米島生まれの大吉くん

「振り返れば溝にいぬ」

 そんなユーモアあふれるコメントが添えられた写真に写っているのは、側溝に入って涼を取るミックス犬の男の子で4歳の「大吉」くんです。性格はとても優しく、穏やか。「日本の渚100選」にも選ばれたイーフビーチの目の前にあるスポーツショップ「久米島スポーツ アクティブ」の看板犬を務めています。

 大吉くんと飼い主さん家族が出会ったのは、当時小学生だった娘さんが「わんちゃんを迎えたい」と切り出したことがきっかけでした。ちょうどその頃、知人の実家で子いぬが生まれたことを耳にした飼い主さんは、その子いぬをお迎えすることに。それが大吉くんでした。

 ある日、朝のお散歩を終えた大吉くんは、お店の敷地内にある側溝の中へ。いつものようにほてった体を冷やし始めました。

「店の裏手にあるこの場所は風通しが良く、日影になっているときは夏でも涼しいので、大吉のお気に入りの場所なんです」

 飼い主さんは、側溝にじっと座り込んだ大吉くんの後ろ姿を撮影。X(ツイッター)に写真を投稿すると、瞬く間に7万件の“いいね”が集まりました。

 リプライ(返信)には「きっと涼しいんだろうなぁ」「いぬも歩けば溝に挟まる」「振り返ればやつが溝にいぬ!」「どうして……! でもかわいい」「まさか“道になりたい”だったり……?」など、側溝にはまる大吉くんから目を離せない人が続出しています。

大吉くんファンには小さな子どもも 久米島の知られざる魅力とは?

浜辺でにっこり笑顔を見せる大吉くん【写真提供:久米島スポーツ アクティブ(@ACTIVE_KUMEJIMA)さん】
浜辺でにっこり笑顔を見せる大吉くん【写真提供:久米島スポーツ アクティブ(@ACTIVE_KUMEJIMA)さん】

 飼い主さんによると、大吉くんはこの側溝で、午前中は出たり入ったりを繰り返しながら過ごすことが多いそう。暑くなる午後は、店内でまったり過ごしています。

 久米島は例年、5月から11月頃まで夏日が続くといいます。大吉くんにとって、溝に入ることは有効な暑さ対策なのかもしれませんね。

 ちなみに、誰に対してもフレンドリーな大吉くんはお店でも大人気。大吉くんに会うために訪れる小さなお子さんもいるそうです。

「営業中は、のんびりと寝ていることが多いです。起きているときは、お客さんに遊んでもらったり、撫でてもらったりしながら過ごしています」

 久米島の大自然のなかでのびのびと暮らす大吉くん。飼い主さんに、久米島の魅力について聞いてみました。

「久米島は釣りやダイビングで有名ですが、プロ野球や大学野球チームが春季キャンプを行うスポーツアイランドでもあります。毎年10月に開催される『久米島マラソン』は島最大イベントですよ」

(Hint-Pot編集部)