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日本は「一段階上のレベル」 オーストラリア人カップルが絶賛した日本の食材とは
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外国人観光客の楽しみのひとつといえば「日本の食事」。ある調査によれば、日本を訪れる外国人の8割以上がグルメを目当てにしているそうです。皇居外苑で出会った東京観光中のオーストラリア人カップルも、世界的に評価を得ている“ある食材”に感動。自国の「一段階上レベル」と大絶賛しています。
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築地場外市場で食べた和牛串焼きに感動
外国人観光客にとっても屈指の観光名所である皇居外苑で出会ったのは、2週間半滞在予定のオーストラリア人カップル。ルークさんは、7年前に来日経験があるそうです。そして、恋人のジャニーンさんは今回が初めての日本なのだとか。ふたりは到着3日目といいますが、日本食はおくちに合ったのでしょうか。
「まだ3日目だけど、お腹が足りないほどたくさん食べているわ。一番おいしかったものは……難しい!」
こうして悩みに悩んでジャニーンさんが一番に選んだのは、「和牛」でした。オーストラリアといえば酪農が盛んで、やわらかくて旨味が強いオージービーフが日本でも広く流通していますが、オーストラリア産の牛肉と和牛とではひと味違うとジャニーンさんはいいます。
「今朝行った築地場外市場で食べた和牛が一番かな。オーストラリアビーフももちろんおいしいのよ。でも、和牛はその一段階上のレベル。口に入れた途端、バターみたいに溶けてなくなってしまうのよ。溶けるっていう表現がぴったりね。オーストラリアでも和牛は食べられるけど、とても高いのよ」
日本の和牛は海外でも「WAGYU」と呼ばれ、世界的に高い評価を得ていますが、牛肉に慣れ親しんだオーストラリア人も感動するほどのおいしさとは驚きです。ジャニーンさんとルークさんは、築地市場で食べ歩きを楽しんだ際に和牛の串焼きと出合い、その味の虜になりました。
ほかにも、卵焼きなどを堪能したというジャニーンさん。このあとは箱根や京都、大阪にも足を運ぶ予定です。おいしいものとのさらなる出会いを楽しんでほしいですね。
(Hint-Pot編集部)