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駐車場に捨てられていた6本足の子犬 後ろ足が2本多く骨盤に異常も 「手術と回復の長い道のり」

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

英国で保護された、6本の足がある犬に世界が注目(写真はイメージ)【写真:写真AC】
英国で保護された、6本の足がある犬に世界が注目(写真はイメージ)【写真:写真AC】

 生まれつき足が6本ある保護犬に、世界から注目が集まっています。英国のあるホームセンターの駐車場に捨てられていたところを発見された、その犬の名は「アリエル」。スパニエル系のふわふわとした垂れ耳やツヤツヤとした黒い被毛を持つ、キュートな女の子です。保護した団体が、アリエルの愛らしい写真や足の様子、レントゲン写真などとともに寄付を呼びかけると、米国やカナダ、オーストラリア、南アフリカなど、世界各国からメッセージと募金が届きました。アリエルの近況が報告されるたびに、大きな話題になっています。

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「アリエルは手術と回復の長い道のりを歩むことになります」

 英ペンブルックシャー州にある動物保護施設「グリーンエイカーズ・レスキュー」は、現地時間9月27日、公式サイト上で1匹の子犬について、情報提供と寄付を呼びかけました。投稿によると、子犬はあるホームセンターの駐車場に捨てられているところを発見。生まれつき6本の足があったため、地元の動物病院に預けられました。3枚の写真が添えられた投稿は大きな注目を集め、165人以上が寄付をしています。

 さらに翌日、同団体はアリエルの臓器がすべて正常で、足の問題についても獣医師が「解決できると確信している」と診断したことをフェイスブックで報告。余分な股関節が原因で骨盤がきちんと形成されていないため、1か月以内に多い2本の足を切断し、残っている足の機能を調べる検査をする予定だそうです。そのため同団体は「アリエルは手術と回復の長い道のりを歩むことになります」と、引き続き寄付の協力を呼びかけました。する予定だそうです。

 アリエルはすでに里親に引き取られ、新しいおうちで暮らしながら治療を行っています。10月9日には、「アリエルのファンのために簡単な近況を」と、同団体はフェイスブックを更新。アリエルは「大きなウィペットのお兄ちゃん、『ジャック』と走り回っています!」と報告しました。

 また、「米国、カナダ、オーストラリア、南アフリカからメールが届き、アリエルは国際的なスターになりました!」と、反響の大きさに対する驚きを綴っています。

(Hint-Pot編集部)