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「見切り品のとこみた?」 見知らぬ老人が助言したトマトの買い方 帰宅してびっくり「その目は確かだった」
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スーパーマーケットでおなじみの見切り品コーナー。賞味期限が迫るなどの理由で定価よりお得に野菜やくだものなどを買うことができます。一方で、利用したことがない、ほとんど購入したことがないという方も多いでしょう。トリッシュ(@torish935)さんもそんな1人でしたが、“見知らぬ老人”のアドバイスで、印象が大きく変わったといいます。いったい、何があったのでしょうか。
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躊躇していた購入者に「これとこれ、ぜったい美味しいよ」
「スーパーの野菜コーナー。『トマト高っ!』って言ってたら『見切り品のとこみた?』って知らないじいちゃん。『見切り品はジュクジュクしてそうで…』と言うと『これとこれ、ぜったい美味しいよ』と見切り品から2袋選んでくれた。元八百屋というじいちゃん、その目は確かだった」
10日、スーパーでの買い物中の出来事をつづったトリッシュさんの投稿は、1.1万件の“いいね”を集める反響に。「すげえな!やっぱ、職人さんの目利きは違うね」「プロはすげー」「私もそのおじいちゃんとお知り愛になりたい」「中まで赤くて絶対美味しい」「食べ頃やん」「見切り品にも、美味しいのあるんだ!!」など多くの声が寄せられました。
「普段、野菜の見切り品コーナーを見ることはありませんでした」というトリッシュさん。この日は、いつものように正規の野菜コーナーでトマトを物色していたと言います。
しかし、猛暑が続いた影響などでトマトの値段は高騰。そこで思わず飛び出したのが、「トマト高っ!」との言葉でした。
老人から勧められた見切り品のトマトは2個で298円と決して安くはありません。それでも、経済的と思い、トリッシュさんは購入しました。
自宅に戻り、味見すると、驚きました。
「そのままでとても美味しかったので、生でサラダとしていただきました。夫に『これ見切り品とは思えなくない?』とテンション高めに話したら、『ほんとだ!美味しいね』って言ってましたよ」
確かに写真を見ると、まな板の上のトマトは色鮮やかでちょうどいい食べごろのように見えます。「甘くて熟しすぎてない固めのトマトで、私の好きなタイプでした」と、品質も含めて全く問題なかったと言います。
今回の出来事で、トリッシュさんは見切り品コーナーへの見方が変わったそうです。
「毎回買い物の度、まずは見切り品コーナーを見てみようと思うようになりました。声をかけてくれたおじいちゃんが、見切り品コーナーは古いものばかりじゃなくて、陳列する時に落としたり、見た目や形が悪いものも見切り品にするんだよ、と教えてくださったので少し見方が変わりました」
味もおいしく、節約にもつながるのであれば、一石二鳥です。
「こんなに反響があるなんて」 食品ロスを減らすために
投稿が大きな話題を呼んだことに、「こんなに反響があるなんて思ってもいませんでした。いただいたたくさんのコメントからは、少しでも安く野菜を買いたいという気持ちはもちろん、食品をムダにしないという気持ちも多く感じられて、とてもうれしかったです。見切り品コーナーの見方が変わるといいなって思いました」と、結びました。
(Hint-Pot編集部/クロスメディアチーム)