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試食コーナー再現してかなえた子どもの頃の夢 「コンセプトが凄く面白い」「鬼才あらわる…」と話題に

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部/クロスメディアチーム

待望の試食ピクニックが実現した【写真提供:なるみ(@nal_333)さん】
待望の試食ピクニックが実現した【写真提供:なるみ(@nal_333)さん】

 子どもの頃にやってみたいと思った憧れや夢を大人になって実現させる方は多いですよね。ネットユーザーのなるみ(@nal_333)さんがかなえたのは、「スーパーの試食を爆食すること」。容器や材料を集めて試食コーナーを自作し、ピクニックで思う存分、“試食”を楽しみました。いったい、どのような経緯があったのでしょうか。詳しく聞きました。

 ◇ ◇ ◇

「大きなスーパーに行く時は毎回楽しみにしていた」

「『スーパーの試食を爆食する』という往年の夢を叶えるためにケースを買ったので、いま試食ピクニックしてるんだけど、これ側から見たらとんでもない泥棒みたいになってるな」

 14日、なるみさんがXに投稿すると、13.6万件の“いいね”を集める反響に。「すごい再現!!」「これは羨ましすぎます」「待ってめっちゃ欲しい」「コンセプトが凄く面白い」「鬼才あらわる…」「ダスター設置してある所が芸術点高い」と、多くの反応が寄せられました。

 スーパーの試食に興味を持ったのは、子どもの頃です。

「近くのスーパーじゃなく、少し遠くのイオンに入っている大きめのスーパーに行くとこういう試食があり、イオンに行く時は毎回楽しみにしていたという記憶があります」

 大型スーパーで提供される試食を楽しみにしていたという人は多いのではないでしょうか。試食して購買につなげる狙いがあるものの、子どもにとっては、おやつ代わりのようなもの。しかも、ほとんどが出来立てや旬の食材とあって、おいしさも格別です。ただ、「できればおかわりしたい…」と思っても、そういうわけにはいきません。

 そんな若き日の気持ちをいつまでも忘れずに持ち続けていたのが、なるみさんです。

 やるからには、再現度にこだわりました。

 容器はネットで「試食 ケース」と調べて出てきたものを購入。中には、「個人的な試食2トップ」というウインナーとりんごを小さくカットして入れました。さらに、つまようじも置いてあります。

「おはしで食べてもいいんですけど、やっぱりつまようじで食べないと試食じゃないよなと思い、設置しました」

 一つひとつにようじが刺さり、見た目は試食コーナーそのものです。

 あとは食べるだけ……。実際の味はどうだったのでしょうか。

「コロナ禍以降、こういった試食を見かけることがなくなったと思うのですが、久々にこのケースからこの形のウインナーを食べると異様においしくてビックリしました」と、なるみさん。格別なひとときになったそうです。

共感コメント殺到に喜び 「またいつかイオンへ」

スーパーの試食コーナー(写真はイメージ):【写真:写真AC】
スーパーの試食コーナー(写真はイメージ):【写真:写真AC】

 投稿が大きな話題を呼んだことについては、「共感してくださる方が多く、やっぱりみんな試食好きよな~とうれしくなりました」と、笑顔。

「またいつかイオンのスーパーでみんなで試食したいですね」と、若き日に思いをはせました。

(Hint-Pot編集部/クロスメディアチーム)