「ぬいぐるみにまでいぬ見知りしている」。そんなコメントが添えられた写真には、ぬいぐるみと目を合わせまいと、ケージの中で一点を見つめたまま硬直する柴犬の姿が。実は、このぬいぐるみと対面するのはこの日が初めて。喜んでくれるかと期待した飼い主さんの思いは、どうやら届かなかったようです。X（ツイッター）で注目を集めた投稿について、飼い主さんに詳しいお話を伺いました。

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ぬいぐるみにも“いぬ見知り”をしたいそべくん

　話題になった投稿は、ケージに入った柴犬と、いぬのぬいぐるみが向かい合う姿を収めた写真。遠くを見つめたまま、座り込んでフリーズ状態になっているのは、3歳の男の子「いそべ」くんです。

　この日、飼い主さんは、かわいいと思って購入したぬいぐるみをいそべくんに見てもらおうと、まずはケージ越しに“ふたり”を対面させることに。しかし、飼い主さんがぬいぐるみを置いた途端、いそべくんは目を合わせず固まった状態になってしまいました。

「もともとドッグランなどでも“いぬ見知り”をするので、きっと、いぬのぬいぐるみにも“いぬ見知り”をしてしまったのではないかと思います」と飼い主さん。いそべくんにはもともと“いぬ見知り”なところがあり、過去にはドッグランでほかのいぬを見てフリーズしてしまったことも。今回はぬいぐるみに“いぬ見知り”が発動してしまったようです。緊張した面持ちでいるいそべくんの写真をXで公開すると、3000件超もの“いいね”が集まりました。

　リプライ（返信）には「かわいい」「固まってるわ」「遠くを見つめているw」「スン、としている！　『見ませんよ』みたいな……」「私は石……私は貝……“いぬ見知り”、かわいいです」「全然関心ありません！　目線合わせないです！」など、頑なないそべくんに目を奪われる人が続出しています。

いそべくんのリアクションを目にした飼い主さんの感想とは

　飼い主さんは、しばらく様子を見守っていましたが、いそべくんはずっとぬいぐるみと目を合わせようとはしなかったそうです。

「ぬいぐるみに“いぬ見知り”をしたのは、このときが初めてです。『いぬのぬいぐるみにも“いぬ見知り”をするのか！』と少し驚きました。でも『なんだか、いそべらしいな』と、より愛おしく感じました」

　シャイないそべくんですが、お茶目な姿を披露することもあります。以前、ペット同伴が可能な料理店を訪れた際は、初めて目にする料理に興味津々。カウンターに前足をちょこんとのせて、お行儀良く二足立ちする姿も披露しました。これからも、優しい飼い主さんと一緒にいろいろな体験をしながら、楽しい毎日を過ごしてほしいですね。

○取材協力：柴犬 いそべ 3歳（@isobe0912）さん

（Hint-Pot編集部）