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海外へのフライトを快適にする機内持ち込みグッズ 元添乗員のおすすめ10選
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機内持ち込みに欠かせないグッズ
1. 魔法瓶タイプの水筒&ティーバッグ
機内は乾燥しており、ペットボトルをくれない飛行機もあるので、いつでも水分を取れるようフタ付きボトルは必需品。お湯をもらえたら、自分の好きなティーバッグを入れて飲むようにしています。
2. フード付きの上着
寒さ対策として。さらにフードをかぶると首元が守られて安心感もあり、深くかぶればアイマスク代わりにもなります。
3. コンパクトダウン
こちらも寒さ対策。とくに中東系の航空会社はかなり寒く、薄い上着だけでは足りないこともあります。
4. スリッパ
機内に入ったらすぐに履き替えて、靴は袋に入れて頭上の棚へ。足元も広く使えます。
5. 濡れマスク
乾燥している機内では、ただのマスクよりもおすすめです。降りる頃には中の濡れシートがすっかり乾いているので、いかに乾燥しているかがわかります。
6. ウェットティッシュ
機内はフライトごとに掃除されていますが、テーブルや椅子のアームレストは意外と汚れています。席についたら、サッと拭くと良いでしょう。日本製のものは質が良いので、機内のみならず海外旅行には必須です。
7. 空気を入れるタイプの枕&クッション
100円ショップにある、空気を入れて膨らませる簡単なものです。以前はビーズ入りのものも使っていましたが、コンパクトにならないのでフライト後に邪魔になるのがネックでした。枕は首に、クッションは腰に当てて調節します。
8. 吊り下げタイプのフットレスト
航空会社や席によって使えないところもありますが、使える場合は必ず。使えないときは、自分の荷物を足置き代わりにします。
9. むくみ防止ソックス&レッグウォーマー
足のむくみは疲れのもと。履いて過ごすだけで、到着時の疲れがかなり変わります。足首の防寒に念のためレッグウォーマーも。
10. マッサージローラー
こちらも100円ショップで買った薄型のもの。足裏やふくらはぎを頻繁にマッサージします。
※航空機内での使用に制限がある場合があるため、各航空会社の指示に従ってください。
現地で使うものは機内持ち込みが必須
上記は機内で過ごすためのものですが、現地についてからのことも考えておく必要があります。なぜなら、たとえ直行便でも飛行機には必ずロストバゲージのリスクがあるから。日本の国内線ではまずないと思いますが、海外ではたった1時間のフライトでも荷物が現地に来なかったことがあります。
携帯電話やカメラなど自分が使っているモバイル関連の充電器、普段飲んでいる薬など、「現地で買えないもの」「すぐにないと困るもの」は絶対に手荷物にしてください。また、日本と季節が違えば服装も変わります。暑ければ脱げばOKですが、深夜に寒い地域に到着して、もしスーツケースが来なかったら……? おそろしいですよね。
私は仕事柄ということもありましたが、必ず1~2泊分の着替え、洗面&化粧グッズ、常備薬、防寒具を持ち込み荷物にしていました。実際に荷物が届かず、手荷物の分で乗り切ったことが何度もあります。刃物類や危険物、液体類以外なら持ち込みはOKなので、現地についてからのことも考えたパッキングがおすすめです。
(Ana)
Ana(アナ)
旅アドバイザー&トラベルライター。学生時代から海外旅行に魅了され、これまで世界約50か国をめぐってきた大の旅好きで、海外添乗員として活動していた経験もある。行った旅の数と比例して、経験してきたトラブルや事件は数知れず。コロナ禍を経て、再び海外へ飛びながら旅に役立つ情報、異文化を楽しむ知恵などを日々発信中。