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お出かけ

海外と日本のホテルはこんなに違う! 元添乗員がすすめる必ず持っていきたいアメニティ

公開日:  /  更新日:

著者:Ana

せっかくの海外旅行。不便がないように準備したい(写真はイメージ)【写真:写真AC】
せっかくの海外旅行。不便がないように準備したい(写真はイメージ)【写真:写真AC】

 旅行は計画段階やパッキングなどの準備段階からワクワクするもの。それが海外旅行となれば、また格別でしょう。ただ、日本国内は旅慣れていても、「いつもならあるはずのものがない」という思いを海外ホテルでしたことがある人も多いのでは。世界約50か国以上を旅した元添乗員で、旅アドバイザー&トラベルライターのAnaさんによる連載をお届けします。今回は、日本と海外におけるホテルの備品やアメニティの違いについてです。

 ◇ ◇ ◇

日本はビジネスホテルであってもアメニティが充実!

 私はインバウンド関連の仕事にも携わっていて、観光施設やホテルの取材に行ったり、訪日外国人観光客にインタビューしたりすることがあります。海外の旅行者が日本に来て驚くことのひとつがホテル、とくに備品やアメニティの充実度です。

 日本人である私たちにとっては「ホテルや旅館に宿泊に必要なものがあるのは当たり前」ですし、「ビジネスホテルは価格がリーズナブルで、必要最低限なものがあるだけ」というイメージだと思うので、特別そうは感じないかもしれません。ですが、外国人にとってはビジネスホテルすら「すごい!」のです。そして海外に行くと、日本は本当にいろいろなものがそろっているなとつくづく感じます。

なんでもそろっているのが日本のビジネスホテル【写真:Ana】
なんでもそろっているのが日本のビジネスホテル【写真:Ana】

 最近はエコの観点から、世界中の星付きホテルでも、2~3回分の使い切りサイズではなく大きなボトルを部屋に備え付けている=持ち帰れないところが増えているといいます。日本でも、フロントのアメニティバイキングから、必要な分だけを自分で取っていくスタイルのところをよく見かけるようになりました。

アメニティバイキングは必要なものだけ持っていけるので無駄がない【写真:Ana】
アメニティバイキングは必要なものだけ持っていけるので無駄がない【写真:Ana】

 容器のサイズや提供スタイルが変わってきたとはいえ、シャンプー、コンディショナー、ボディソープ、歯ブラシ、ヘアブラシ、カミソリ、バスタオル、フェイスタオル、スリッパあたりは、必ずあるのではないかと思います。綿棒にコットン、シャワーキャップ、化粧水や乳液、このあたりも定番です。ビジネスホテルであれば、ご丁寧にメイク落としや洗顔料、ボディローション、ヘアオイルまで用意してくれているところもあります。