個人的に自ら感謝の思いを伝える　72人が連名で公開

　英国の女性国会議員72人が連名でメーガン妃に宛てた手紙を労働党のホリー・リンチ議員がツイッターで公開した書簡の件で、メーガン妃が自ら電話をかけて直接感謝の意を表していたことが明らかになった。

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　英大衆紙「デイリー・エクスプレス」など各メディアが報じたところによると、メーガン妃はツィッターに書簡を公開したリンチ議員に電話をかけ、個人的に感謝の言葉を伝えたという。同議員本人が「メーガン妃が直接私に電話をかけてきて、私をはじめ今回の手紙に連名で提訴支持を表明した女性議員全員に”感謝している”と伝えてきた」と話し、メーガン妃から電話があったことを明かした。

　リンチ議員をはじめとする72人の女性国会議員は、公的な役割を持つ女性として、私生活を攻撃する英タブロイド紙を提訴したメーガン妃の行動を支持。書簡にはタブロイド紙の報道姿勢を「虐待と脅迫」と強く非難し、メーガン妃の提訴に至った決断を「今の状況に至れば、提訴したことを認めないわけにはいかない」と是認した。

　メーガン妃は10月20日に英国で放映されたドキュメンタリー番組で英メディアの報道に関し、特に女性が感情的にもろくなる妊娠時には「本当に大変だった」と話し、アーチーくんが誕生した後にもこうした攻撃が続く状況には「わかっていただけるかしら」と言葉を濁しながらも、苦痛を訴えた。

　提訴に関しては一部の英メディアが「新たな非難を生む可能性もある」と報じ、さらなる困難も予想されたが、その最中に72人の女性国会議員が連名で支持を表明。この書簡はまさにメーガン妃にとって支えになっているという。

（イギリス・森昌利/Masatoshi Mori）