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「まさに、斬新」 トマト缶やチーズ“そのまんま弁当”に驚愕 年間330日の朝食作る家族思いのパパが発案
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「寒くなってきたので、温かくヘルシーなものが食べたい」と思い付く
アイデア弁当を思い付いた発想も気になります。「朝ごはんは毎日しっかり食べるのですが、昼と夜同じように食べると体重が増えてしまうので、お昼と夜は野菜中心・炭水化物少なめの食事を心がけています。お昼はコンビニなどのサラダを食べることが多いのですが、寒くなってきたので、温かくヘルシーなものが食べたいと、豆腐をタッパーで温めてお弁当にすることを思い付きました」とのことです。
秋が深まるにつれ、温かい鍋料理が恋しくなります。お味も狙い通りにばっちりだったそうで、「何より温かくておいしいです。普通のお弁当は、朝作った瞬間が最もおいしくいただける瞬間だと思いますが、レンチン豆腐鍋弁当はレンチンした瞬間がいちばんアツアツでおいしいので、お昼からほっこりします」と大満足。
ただ、レシピの注意点もあるそうです。「1人前の鍋の素やスープの素を全部使うと塩気が多く、しょっぱくなってしまうことが多いので、使う調味料の量を細かく調整した方がよりおいしくヘルシーになりそうだな、というのが今後の改善点です」と話します。
豊島区パパンダさんは愛情たっぷりにお子さんについて紹介してくれました。小3の長男は「毎週サッカーをしていて食べ盛り、最近どんぶりのサイズも大きくなりました。小学校はまだ3年間無遅刻無欠席の鉄人。弟妹の面倒見てくれる頼もしい長男です」。保育園年長の次男は「ポケモン好き、兄に続いてサッカーを始めてよく食べる」。1歳10か月の長女は「アンパンマン大好き、食べるときはたくさん食べ、食べないときはほとんど食べないです」。
さて、朝食作りはどのようにやりくりしているのでしょうか。その心得を聞いてみました。
「朝ごはんは、作るものや形をある程度決めて、献立作りを楽にしています。和食系でしたら、ごはん+具に野菜を使ったみそ汁+緑の野菜と赤黄色の野菜のサラダ+卵焼きの基本セットに、何か1品つくる。また、月曜の朝は焼き鮭、土日の朝は麺類を作ると自分の中で固定メニューにしているので、考える幅が狭くなって、逆に楽にメニュ―決めができます」
「お弁当の枠にとらわれない発想でどこまでできるか」
言わば“子どもファースト”の食事に気を使うことも大きなポイント。
「あとは、子どもが食べるものなので、子どもが食べられるものを。辛いもの、生もの、苦いもの、つかみづらいもの等は出したくても出せません。また、子どもによって好き嫌いや、まだ食べられないなどもありますので、基本的には子どもが調子よければ全部食べてくれるものを作っています」と強調します。
自分用に作る弁当調理の極意とは。「お弁当は普段あまり作らないのですが、料理好きの一環で自分の弁当を作りたくなるときがあります。自分の弁当は自分以外に文句を言われないので好きに作っています。お弁当の枠にとらわれない発想でどこまでできるかというのを考えて作るのを楽しみにしています」。
お子さんたちにも丹精を込めて作り、喜んでもらえたそうです。「私が変な弁当を作るので、子どもの弁当はなかなか作らせてもらえないのですが、今年の夏休み、普段は給食がある小3長男の学童に持っていくお弁当を私が作りました。全て三色弁当(野菜炒め・卵炒め・一品おかずをご飯のうえにのっけた弁当)で乗り切りました。毎日あれこれ考えてお弁当を作って、ツイッター(X)に投稿して、皆さんに反応をもらえるのは、とても楽しいです」。創意工夫のお弁当記録のレパートリーはこれからも楽しみですね。
(Hint-Pot編集部/クロスメディアチーム)