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住宅爆発事故から8日後に保護された猫 大やけどからの奇跡の回復が米国で話題に
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米国で起きた、住宅の爆発事故。その事故に巻き込まれた1匹の野良猫が、事故の8日に発見されました。「生きたい」と強く願った猫は、足4本に大やけどを負いながらも奇跡的に回復。その後、新しい家族にも出会えたというニュースが話題になっています。
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爆発が起きた家の軒下から8日後に発見された猫
米国ミネソタ州イサンティ郡のある民家が、1か月ほど前に爆発事故に見舞われました。事故発生の8日後、住人の男性とその娘が自宅の様子を確認するために現場へ。そのとき、家の軒下で1匹の猫を発見しました。この猫は、爆発が起こった家の近くに住んでいた野良猫のうちの1匹だそうです。
獣医師がこの猫を診察したところ、猫はすべての足に重度のやけどを負い、耳と鼻も負傷。さらに煙を吸い込んだことで体調を崩していました。男性は適切な治療を行うため、動物保護団体「ラフ・スタート・レスキュー(RSR)」に猫を引き渡すことに。
RSRの創設者のアズール・デイビスさんは米誌「ピープル」の取材に対し、「家主の男性は、猫のけがが重く回復に必要なケアが長引くこと、そして彼の妻がまだ爆発のけがから回復しておらず入院中であること、さらに爆発のため自分たちの住む家がないという事実から、猫をRSRに引き渡すのが最善だと判断したようです」と語っています。
保護団体によって治療を受ける大けがを負った猫
RSRは、猫が再び元気になるために必要なケアをスタート。「最初の数日間は大変でした。猫は“サバイバルモード”でとても無気力でした。しかし、ケアをしていくなかで、好奇心旺盛で愛情深く、とてもかわいい猫に成長しました。耐えがたい痛みを味わっていても、猫はのどを鳴らし続けて抱きついていました。『生きたい』という気持ちがあったし、私たちはそのチャンスを与えるために全力を尽くすつもりでした」と、RSRのスタッフとして働くアズールさんは、猫のその後の様子について話しています。
猫は回復後、里親の家で暮らすことが決まっています。「この猫を見て恋に落ちた」という里親は、ニュースが頭から離れず、自分の手元に置きたいと思ったそう。一日も早くけがから回復して、優しい里親の元で幸せに暮らせるといいですね。
(Hint-Pot編集部)