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東京都の新型コロナは減少傾向続くも…インフルエンザは注意報レベル以上 体調不良時は「外出控えて」

公開日:  /  更新日:

著者:Hint-Pot編集部

東京都が定点把握による感染者数と専門家によるモニタリング分析を公表(写真はイメージ)【写真:写真AC】
東京都が定点把握による感染者数と専門家によるモニタリング分析を公表(写真はイメージ)【写真:写真AC】

 東京都は10月26日、定点把握による感染者数と専門家によるモニタリング分析を公表しました。10月26日公表の東京都感染者週報及びモニタリング分析よると、10月16日から10月22日(第42週)の新型コロナウイルス感染者報告数は合計で878人。定点医療機関あたり患者報告数(定点医療機関からの患者報告数÷定点医療機関数)は2.11人となっています。

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最多は10代の143人

 都内419の定点医療機関のうち、報告をしたのは416か所。感染者数の合計は878人、定点医療機関あたり患者報告数は2.11人でした。患者数の合計は前週(10月9日~10月15日)に比べ93人減少。「東京都感染症週報」によると前週の患者報告数は2.33人で、今週は約0.9倍となっています。また、入院患者数は10月23日時点で580人と、10月16日時点で690人だった前週から110人減少しました。

 年代別では10代が最多の143人、次いで10歳未満の123人、50代の129人と続いています。重症化しやすいとされる60歳以上の定点医療機関あたりの患者報告数は0.50人でした。

 新型コロナ減少傾向が続いているものの、専門家は「インフルエンザの定点医療機関当たり患者報告数は21.74人と注意報レベル(10人)を超えており、換気、場面に応じたマスク着用、手洗いなどの基本的な感染防止対策とともに、体調が悪いときは外出を控えることを周知する必要がある」としています。

(Hint-Pot編集部)